5月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:2742
ナイス数:227

白墨人形白墨人形感想
冒頭の衝撃シーンから1986年の少年時代と2016年の成人してからが交互で語られます、語り手エディの少年時代が仲間たちとの軽口などで彩られていて読ませます(ITを喚起させられました)。チョークで暗号を作る魅力的なアイディアで更に絆は深まるのですが・・・移動遊園地での事故が皆に影響を及ぼし、異形の新任教師、仲間の悪辣な兄、顔を損傷した女生徒、妊娠事件、殺人と目まぐるしく話は動いていきます。グロテスクな部分もありながら最後まで牽引。犯人とラストのラストはすれた読者なら想像がつきそう。やや盛り込みすぎの感あり。
読了日:05月31日 著者:C・J・チューダー
日曜の午後はミステリ作家とお茶を (創元推理文庫)日曜の午後はミステリ作家とお茶を (創元推理文庫)感想
ほのぼのとしたミステリを読みたいという人向きだと思います。短い一編一編のある連作短編集です。シャンクスというそれほど売れていないミステリ作家が、日常の謎のような現実の事件を解いていく話です。恐妻家であるので奥さんのコーラとのやり取りも微笑ましかったです。私が好きなのは、観察していてそこから真相を割り出す話で、冒頭の話と、シャンクスの記憶とシャンクスの手口、でした。作者からの一言も各編に書かれていました。そして!私もこの夫婦、もっと年が若いと思っていました、そこに一番驚愕したかも。
読了日:05月27日 著者:ロバート・ロプレスティ
弁護士アイゼンベルク (創元推理文庫)弁護士アイゼンベルク (創元推理文庫)感想
シングルマザーで仕事ができる弁護士ラヘル・アイゼンベルク。彼女の元に来たホームレスの男の無罪を勝ち取るための依頼・・・そのホームレスの男はラヘルの元の恋人だった・・・。冒頭衝撃的なラヘルのシーンから始まるのでいったいこれはどこでどうなったら?と念頭に置きながら読むことになります。また途中に入るよくわからない逃走劇も最後の方でその内情がわかってきます。ラヘルがやや高慢な女なのはともかく二転三転する事実に目を見張りました。エンタメ色が強い作品でした。ラスト気になる事があるので、次巻をぜひ。
読了日:05月27日 著者:アンドレアス・フェーア
みんなの怪盗ルパンみんなの怪盗ルパン感想
楽しかったです。弱きものを守り美女に滅法優しく変装の名人で、お金持ちから盗難をするルパンの紳士っぷりは憧れでした。犯罪者であるけれどそのスマートなことと言ったら!そしてそのルパンに対するオマージュ作品を人気作家5人が書いています。私が面白かったのは最初の小林泰三のホームズとの絡みのあるルパン物でした。誰が誰やら混沌としてきますが。近藤史恵作品も、いかにも彼女らしい作品で、愛の形というのをルパンを通して語ってくれていました。藤野恵美作品はラスト一ページで私は驚きました、こういうことかと。
読了日:05月27日 著者:小林 泰三,近藤 史恵,藤野 恵美,真山 仁,湊 かなえ
わたしの容れもの (幻冬舎文庫)わたしの容れもの (幻冬舎文庫)感想
角田光代のエッセイを玉に読みたくなる衝動にかられます。今回のこの本は老い(と言ってもまだ若いけれど)に徐々に向き合っていくという健康の話が多い本でした。ちょっと笑える段階、ちょっと話をしたくなる段階の体からのサインをキャッチし戸惑ったり、溜息をついたりする等身大の角田光代がいました。
読了日:05月27日 著者:角田 光代
はじめての短歌 (河出文庫 ほ 6-3)はじめての短歌 (河出文庫 ほ 6-3)感想
さほど短歌に興味がないのに読んだのは作者が穂村弘だったからです。読んだ結果、非常に面白かったです。というのも、普通の本は『何かの文章がある→改善した文章を出す』なのに、この本では『短歌がある→改悪例を出す』という逆のことをして、だから元の短歌のこの言葉が大事なんだ、この言葉の使い方を考えてみようという作りになっているからです。改悪例を見ると、普通はそちらの言葉を使って見てしまいそうです、そしてそここそが驚異を人々の心に呼び起こすところだと。心の奥に突き刺さる言葉が大事なんだと思いました。
読了日:05月27日 著者:穂村 弘
路上のX路上のX感想
JKビジネスに横たわっている深い問題を実にわかりやすく描いてくれた本でした。胸が詰まります、けれど考えさせられました。両親失踪から親戚の家に預けられた主人公の行き場のなさ、貧困の連鎖、そして彼女が頼った少女達がうごめく渋谷のJKビジネスに群がる人たち、少女の側はどの子も事情は違うものの行き場がないというのは共通しています。途中OUTを思わせるような場面で行きつくところまで行くのかとはらはらしました。でも根本にはゲスな大人達の欲望が渦巻いているのだとも思いました。少女だけでなく相手側の事も書いた続編希望。
読了日:05月27日 著者:桐野 夏生
目覚め目覚め感想
今の目で見ると何も知らないまま結婚し夫の言いなりになった女性が自分の道を歩みだそうとする、というフェニミズムの原型というか、ジェンダー論までに発展しそうな話ではあります。人形の家とかボヴァリー夫人とかも確実に思い出します。が、それはさておき、冒頭の海の場面から最後の至る海の場面まで情景描写が非常に美しく、ある意味抒情的で不倫の話であるのに汚くないのです。心も体もピュアなままで結婚してある日恋と自分でも気づかない恋をする主人公の心の動きにぐっと引き寄せられました。対照的な良妻賢母の美しい友人の動きにも注目。
読了日:05月27日 著者:ケート・ショパン
おらおらでひとりいぐもおらおらでひとりいぐも感想
思ったよりずうっと良かったと思った小説。方言ということで身構えていましたが、東北方言がいい味を出しているし、文章全体のリズムも作っています。大勢の人が桃子という独居老婦人に語り掛けるところも壮大だし(しかも東北弁)、徐々に桃子の過去が明らかになっていく描き方も面白いと思いました。内省、自分の過去への思い、悔悟と逡巡、なども巧みに描写されています。後半、更に大勢の人の中に一人のおかっぱ少女などが現れてきて幻想的部分もあり、そのあたりも読ませます。思わず声に出して読みたくなる一冊でもありました。
読了日:05月11日 著者:若竹千佐子
青くて痛くて脆い青くて痛くて脆い感想
タイトルそのものの小説。大きなミスリードがあるのでそこは途中で驚きました。学生時代にこういう人との心のすれ違いとか自分への矜持とかモラトリアムの自分に対する歯痒さとかあったなあ、そこは懐かしいなあ・・・と思いました。が、主人公の男子学生の想いと後半の行動が今一つ私にはわかりませんでした、ごめんなさい。
読了日:05月11日 著者:住野 よる

読書メーター

今月はまずこれ。
ありがち、なんです、ミステリとしては。
ありがち、というか、もしかしたら、ある線を越えたらバカミスになってしまうのではないか(バカミスを馬鹿にしているのではありません)と思うくらいの設定であります。
けれど!
佐藤正午の手にかかるとこれが鮮やかな巧みなミステリになるわけです。
語り口が非常に巧いし、ともかくも読ませるのです。
冒頭の東京駅の喫茶店の全く分からない会話から、最後の愛溢れる光刺すシーンまで、が読む手を止まらせませんでした。

佐藤正午万歳!

・・・・

一瞬の邂逅ということを思いました。
一瞬ではないけれど、長い人生から見れば、ほんの一瞬の邂逅。
それがとても印象に残る本でした。

目の見えない女の子と、孤児の男の子の一瞬の邂逅の物語。
ラジオとか小道具がとても良い効果を上げていて、しかもそれが伏線になっていることに後半気づきます。
鮮やかな物語。

・・・・・・・・・・・・・・

ふと気づきましたが、もうすぐ?
この続きが出るのは!!!

これまたファンタジー好きではない私にすらとても面白く、この奇妙な絵とともに楽しめました。
ボーイミーツガール(不思議な場所で不思議な人たちですが)の話であると同時に、『物』そのものの話でもありました。
物の声が聞こえるってどういう感じなのでしょう?
すごくいいところで終わっているので、次が次がともどかしくてたまりません。
2017.04.02 3月ベスト本


売れるから、騒がれるから、という理由が要因だと思うけれども、村上春樹っていうとすごく微妙な反応の人が多くて残念です、熱狂的なファンがいる一方で。
今までの作品の既視感はあるものの、十分読ませました。
読ませる力相変わらずあると思います。
ただ・・・この話の続きも読みたい気もします、続編ということではなく。
311のあたりの話がもう一歩あるような気がするから。

・・・・

これは、完璧な家と完璧な素敵な夫と完璧な何でもこなせる妻の話、なのですが。

一見よくある話のパターンのように見えます。
でも、これが巧いのは、予兆が見える恐怖を描いているところだと思いました。
実際に何かがあったといえばあったのだけれど、暴力とか血とかへの予兆。
予兆の怖さが物語を牽引してくれます。
とても面白く読みました、支配被支配というのも考えつつ。

・・・・・

最初から拷問場面で始まる辛い話であるのに、途中で爽やかな気持ちになる青春小説でもありました。

途中でのいろいろな場面が最後にもう一度読みたくなりました。
タイトルととともに嚙み締めました。

2017.03.06 2月ベスト

まずこれ。
荒唐無稽といえば荒唐無稽なので(あり得ない~~ということが連発)そこが好悪の分かれ目かも。
あり得ないんだけど、可愛すぎるし楽しすぎる!

でも思い切り楽しいミステリであって
家庭に屈託を持った女子学生たちが、ある殺人事件に巻き込まれるというところからして楽しいし
そのあと、各自の特技を持ってことにあたる、というところもわくわくするし。
最初の、それぞれの学生の家の事情が書いてある箇所が楽しめたらもうそれでこの世界にずっぽり。
誰が好き?とか語り合っても楽しそうなお話。

・・・・

これを読んで、デュ・モーリアはどうやったって傑作なんだ、というのがよくわかりました。
どれもこれも心の奥の何物かを焙り出してくれます、それも巧妙に。

・・・・・・・・・・・・・・


読みやすいもの、って世間的になんだか低く見られるのは何故かなあ・・・といつも思います。
平易に書くってとても難しいことなのに。

この話、読みやすさ満載なのです。
そしてちょっとラブロマンスもあり・・・家庭内争議もあり・・・

「自分の知り合いが自分の結婚式に来るために失踪した、それはいったいどうしたのか?」
これだけの謎なのですがこれが引っ張ること引っ張ること。
読ませます。
ページターナーなのです。
最後の方で、なぜそれほど親しくない知り合いをわざわざ自分の結婚式に呼んだのかということの答えも出てきます。
ここが私は人間の心の深奥を描いているようでおおいに気に入りました。

・・・・・・・・・・・・・・・

良かったなあ、この本。

ブロンテ姉妹の生い立ちとか育った環境は知っていたのですが、
この本、『物』から彼女たちを語ってくれるのです、あるところは『犬その他の動物から』、作品にそれらを絡めるところが絶妙でした。

語り口がお見事で、手紙の章では、手紙が引き起こした現実の事件とかそこまでが触れられていました。
犬の描写、確かに嵐が丘にあるなあと思い出しました。
もう一度全体を読んでからこの本を読んだらもっともっと楽しめるかも!
にしてもお兄さん、これだけ優秀な妹たちがいるのになんだか・・・・
お父さんは結局最後まで生き延びた人だったのですね。
2017.02.02 1月ベスト本


何度も同じこと書くけれど!
旧訳でも全くオッケーだったわけです。
けれど、新訳は新訳で非常に読みやすく、読んで再びの深い深い感動にいざなってくれました。

一体、地球外生命体はどういう姿だったのか?に始まり(ここがもうなになに???と首を突っ込みたくなります、そしてどういう姿だかわかった時に感動)、何のために来たのかという終盤に至るところが素晴らしくて。

・・・・・・・・・・・・・


私の初めての西加奈子、はここからだったんですが。
正解、だと思いました。
コッコちゃんの可愛さにノックアウトされ、吃音の男の子の言葉の深さに打ちのめされ。
この物語全体に出てくる脇役に至るまで、非常によく描きこまれていると思いました。
2016.10.06 9月ベスト本
今月はまずキング作品のミスター・メルセデスがとてもとても良かったです。
ホラーではないのですが、今どきのネットを使った犯人像がお見事で(ほぼ最初から犯人が分かっているのもミソ)、後半が特に良かったです、三つ巴のそれぞれの人の特徴を使った捜査っぷりが。
エンタメの緩急を知ってるなあ~



・・・・・・

↑上のキング作品と同じくらい、いやもうちょっといいかも、かなりいいかも、と思うくらいに私が気に入ったのがこれ。

まず設定が、あと少しで地球が崩壊する、小惑星衝突のために、というSF設定なのですが。
この中で自殺する人が多いのは当然で、自殺したと誰もが思った殺人事件を一人の刑事が追っていく、というミステリでした。

全員が滅びるという設定がまず魅惑的すぎる!
そしてその中で周りがどうなっていくか(宗教ドラッグに走る人も多い、自殺も多い)のも非常に良く描けているし、愚直なまでに自分の使命を果たす人々が少数ながらいる、という事実に心打たれました。

・・・・・
あとは・・・ささやく真実、四人の女、終わりなき道、もかなり好み、この順番で好き。
2016.08.04 7月ベスト本

これがとても私の心の琴線に触れました。
戦地で本を読む、というのがどれほど正常な精神を保つのに重要なことか、というのを改めて考えさせれらた本でした。
そして冒頭膨大な数の本が焚書されますが、後半読んでいくと、きっちりとこの借りは返しているというところにもぐっときました。
失われた本は戻らないものの。


短編集です。
どの短編も幻想に満ち満ちていて素敵!
ラストの表題のエレンディラに至っては、過酷な運命のエレンディラの物語なのに、強欲な婆ちゃんについつい吹き出しそうになるという、肝っ玉の据わった物語でした、そして締めくくりが強烈で小説として完璧、と思いました。


週末、森で、の続編っていうかスピンオフっていうか
続編でしょう(どっちなんだ!)

個人的に、
すーちゃんシリーズより
こちらの方が私は好き。
すーちゃんは、苦いところがたくさんあるでしょう?
そこも含めての良さ、であり
たまにその苦さが(刺さるーーー)と辛くなる時もあるのだけれど

現実逃避派としては、

このまったりとした
のんびりとした
森に生きる、生活をしている人にほんと癒されるわけです。
ここに都会からきて
きりきりしている大人もいるんだけど(お友達です)
彼女達ですら、ここで癒される。

その癒され方がとっても描かれているんです。
単純に
森はいいよーじゃなくて
森の中の木、森の中の湿った感じとかが伝わってくるんです。

現実に森に行っていなくても
森に行って森林浴をしたような気持ちに。

そして大好きなのは
この森に棲んでいる人が
決してはやりの「丁寧な暮らし」をしているわけでもなく
特にお料理上手とかでもなく
お土産とか既成のものとかを大喜びしていて
普通に子供を育て普通にミーハーで普通に暮らしている、でも森が助けてくれる、
その姿も等身大で好感が持てました。
あと学校の話も良いかなあ・・・・いじめがちょっとありそうな時に
鳥のフンの話・・・繋げるところがとっても良いかなあ。

わかっていらっしゃる。
これにも微笑みました。
さて・・・
今月は面白いものが多かったので
ほぼ全体に丸を付けたいくらいです。

エッセイでは



が弾むような文章で、SFの楽しさみたいのを語ってくれていたし。
しかも全部のページにCOCOさん漫画付きというプレゼントも。
更に大森望ピンク紙(入ってます)プレゼントも。
最後の註がものすごく優れもの(わからないところはすべてここでわかるようになってる)というプレゼントも。

・・・・・・・・・・・・・・・・

これとは全く別タイプエッセイだけど
そして何度も爆笑した、松田青子の




も最高に楽しかったし。
わかるわかる!という感覚が体中に充満するようなエッセイだったし。
(特に映像好き&演劇好きで本好き、の人はわかる度合いが高いと思います)


・・・・・・・・・・・
小説では
まーーーーーーーーーーはじめて読んだ

の衝撃度合いが!が!

これって、確かに、血みどろ残虐物語っぽく語られているのが多く
血しぶ飛び散る小説苦手な私としては敬遠してきたのですが。
(ということで映像は見てません)

違う・・・これって
「同じ学校にいて同じクラスにいて、なんとなく知っていた子供達が、残虐な場所に投げ込まれたことによって、その子の本質とかその子の背景が新たにわかっていくサバイバル物語」
じゃないかと。
こてこてのエンタメです。
血しぶもあります。
ぎゃっ。
でも、子供達の友情とか信頼とかそういうのもたっぷり。
あと・・・SFなんですね、これって、と改めて。
だからとても楽しめました。

・・・・
海外ものではこれ。


久々に読んで
原作ではくっきりとゲイというのを出していると思いました。
もうトムが怪しすぎる。
怪しいっていうかそうだろうっていうか。

そして映画でもこれは最高潮にドキドキする場面ですが(私は殺人よりこの場面の方がぞくっとしました)
「トムがディッキーの服とかを着て鏡にうつっている自分を見る。
それをディッキーに思いもかけず見つけられて
動転する」

この場面!
小説でもここが非常に大きな転換点、と見ました。
ディッキーの態度がここから大きくそれていくのですよね、だってディッキーはゲイじゃないわけだから。
どちらかというと嫌悪しているわけだから。

にしてもこのある意味衝撃のラスト。
何度読んでもぞくっとします(映画とは全く違います)
今月読んだ冊数が少ないのですがどれも良かったのです。
そして特に、ということでは。

まず海外文学から。

久々にまたエリクスンにはまりまくりました。
幻視の世界と言われますが、夢の世界でもあり、悪夢でもあり、そしてとてつもないアメリカの歴史も背負っているというとんでもなく面白い本でした。
ただ、難解な部分はあると思います、メモが山のように出来ましたから読んでいる間に。
付箋も貼りまくり。
そういう難解さを凌駕するくらいに惹き付けられました。



映画化ということで読みましたが、視点が子供で、最初のうち戸惑います。
けれど、これだけの暗いテーマなのに、下巻で全く別の味わいの物語になるところがおおいに感動できました。
外を見る自分の目が変わりました。

・・・・・・・・・・・・
国内本から。

どの話もよく出来ていると思います。
そして読んだ後折々に自分の生活の場面でこの物語の色々な場面を思い出します。
ジャーナリストの矜持、そして戸惑いなども焙り出されていて、その点も読んでいてぐっときました。


少女の時間、なんて切ないタイトル。
柚木シリーズなんですが、このシリーズ、それは勿論最初から読むのがベストです。
でもね、どこから読んでもオッケーでもあると思うシリーズ。
途中が抜けていてもオッケーと言うシリーズ。だから非常に手に取りやすいんです。

なんといっても柚木草平の佇まいが素敵できゅんきゅんします、永遠に年をとらない男。
今回美女ばかりが周りにいますが、モテモテで可愛い娘までいる主人公は、ほんと、男の夢なんだろうなあ・・・
そして柚木草平キャラクターは、女の夢でもあります、はい。