2007.04.30 百頭女
百頭女 百頭女
マックス エルンスト (1996/03)
河出書房新社

この商品の詳細を見る


評価 5

なんでこれ読まなかったんだ!と読み終わってから頭かきむしりたくなった。
今読んだからいいようなものの、若い時に読んだらどういう風に思ったか、は永遠に私の中から失われている。
それだけものすごく衝撃的な本だった。
澁澤龍彦がこれに惹かれるのが猛烈にわかる本でもあった。

コラージュ。
そしてこの刺すような言葉の数々。
これは一体?
これはこれとこれの組み合わせ?
何しろ意外なものが組み合わされていてそこで度肝を抜かれる。
この異様な迫力がこちらに迫ってくる。
禁断の果実を食べたような気がしてくる。
見てはいけないものを見てしまった快感。
眠っていた自分の心を引きずり出してくれた喜び。
そういう意味で私は、これを3回眺め、読んでみた。
大きな図版で見てみたい。