8月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:1694ページ
ナイス数:288ナイス

開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ・ミステリワールド)開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ・ミステリワールド)
このお年で(失礼)こんな素敵な小説を書く皆川博子に拍手!ミステリマガジンで愛読していましたが、こうして本になるとまた格別でした。四肢切断、解剖学ソング、解剖教室の増える死体、盲目の判事、書物、18世紀の喧騒に満ちたイギリス、と全て私の好みが詰まっていました。プラス最後の展開とそこに行き着くまでのプロセスが息をもつかせないほど面白く、満点です、表紙も含めて。 いついつまでもお元気で、書き続けていっていただきたいものです。
読了日:08月29日 著者:皆川 博子
ほっと文庫 ゆず、香るほっと文庫 ゆず、香る
これが内容的に一番発売元のバンダイが喜んだかも、という一冊。
読了日:08月29日 著者:有川 浩
ほっと文庫 姫君とバラの香りほっと文庫 姫君とバラの香り
個人的にはとても好きなエッセイでした。日本を無理矢理入れなければもっと良かったけれど。香り、をテーマにした桐生さんらしいエッセイ。ただ、このほっと文庫、その他が全て小説なので、これだけエッセイっていうのもちょっとだけ違和感かなあ・・・
読了日:08月29日 著者:桐生 操
ほっと文庫 桃の花はほっと文庫 桃の花は
年下男子との交際と、年上男性との不倫という、割に重い話、と思っていたら、まさかのファンタジー!でも、私、これ嫌いじゃないかも。記憶がぱあっと開いていくところがきれいだなあ。
読了日:08月29日 著者:あさの あつこ
ほっと文庫 三毛猫はジャスミンの香りがお好きほっと文庫 三毛猫はジャスミンの香りがお好き
面白いと言うより懐かしい!という印象が強すぎて・・・ホームズ・・・普通以上には面白いかなあ・・・この分量だしね。
読了日:08月29日 著者:赤川 次郎
ほっと文庫 はちみつ色のほっと文庫 はちみつ色の
ま。
読了日:08月29日 著者:西 加奈子
ほっと文庫 郵便少年ほっと文庫 郵便少年
とても良かったです。ペンギンハイウェイの前日譚でした。歯医者さんがまた出てくるし、郵便屋さんごっこというのも楽しいし、少年とおばあちゃんの会話もいいし、少年同志の徐々に打ち解けていく交流もいいし。森の香りというところでストレートに「森」というタイトルをつけないところも賢いね・・・
読了日:08月29日 著者:森見 登美彦
世界の文学〈第12〉E.ブロンテ (1963年)世界の文学〈第12〉E.ブロンテ (1963年)
もう何年かぶりに再読。何十年か・・・河野一郎訳で慣れているので、これで。 話は、最初から二つの語りが組み合わさっていて、「嵐が丘を借りたロックウッドさん」と「ここの話をしてくれるディーンさん」という構造になっています。ヒースクリフの常軌を逸した復讐物語とも見えますが、一方で愛を手に入れることが出来なかった二人の恋人の悲しい悲恋物語でもあると思いました。暗く陰惨な場所の話、という印象があったけれど、ところどころに夏のヒースの丘の美しさが際立っていました。映画も見たけど映画はラストがカットだったわね・・・
読了日:08月29日 著者:E・ブロンテ
文字の導火線文字の導火線
呼吸するように本を読む、とはまさにこのこと。そしてそれに対する小池昌代のスタンスが大好きです。高みに過ぎず、かといってへつらいもせず、自分の体験を語りながらもそこに没せず、適度な距離感があって。いわゆる書評とか軽い本の読み物、ではないのですが、本から彼女が受け取った言葉の数々で出来た文章が読ませるのでぐいぐいひきつけられました。読んでいる本も読んでいない本ももう一度読みたくさせてくれたのに感謝!
読了日:08月10日 著者:小池 昌代
日々のあれこれ 目白雑録4日々のあれこれ 目白雑録4
名人芸とでもいえる、容赦ないお言葉にまたまたしびれました。言っていることは映画、サッカー、日本語、世間、作家、作品、に対しての至極「まとも」なことなので読んでしまいます。笑ったところは脚本家の橋田さんへのカッコ書き。この人しか書ける人はいないだろう・・・
読了日:08月10日 著者:金井美恵子
週末 (新潮クレスト・ブックス)週末 (新潮クレスト・ブックス)
とても好き。一幕の濃密な劇を見ているようで、最初から最後まで眼が離せませんでした。かつてのテロリストが恩赦され帰宅する・・そこにかつての仲間が集まる・・・これだけの話で3日間の出来事なのに、ある意味人生が垣間見えました。謎、というものの作り方も巧いなあ。
読了日:08月10日 著者:ベルンハルト シュリンク

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