2012.10.30 2012年10月
2012年10月の読書メーター
読んだ本の数:15冊
読んだページ数:4831ページ
ナイス数:256ナイス

百年法 下百年法 下感想
ま。
読了日:10月30日 著者:山田 宗樹
百年法 上百年法 上感想
ま。
読了日:10月30日 著者:山田 宗樹
マッドアップル (創元推理文庫)マッドアップル (創元推理文庫)感想
過去の少女と、現在の裁判で殺人を疑われている少女とが交互に出てきました。前半の母親と少女のいびつな植物知識に偏った隠者のような生活から、中盤、少女がおばの場所を見つけてそこに行くところから物語が動き始めたところから面白くなりました。法廷場面が面白い、なぜかと言うと証人が色々出てきてそのたびに少女の像が変わってくるから。 アスラウグが自分のルーツを探るのに神話とか宗教とか、ちょっと日本人には、なじみがないかも。 (あと、花の名前、マッドアップルで統一していただきたいとは思いました。)
読了日:10月30日 著者:クリスティーナ・メルドラム
ノエル: a story of storiesノエル: a story of stories感想
ま。
読了日:10月30日 著者:道尾 秀介
少年は残酷な弓を射る 下少年は残酷な弓を射る 下感想
原題のほうが私は良いと思いました、色々な意味で。母親視点の手紙なので、この逆側、ケヴィン側からの手紙とかも私は読んでみたいかなあ。 家族の分岐点と言うのが色々あるけれど、誰にもこの少年のことはわからないのだ、と私は思いました。生まれ持った邪悪さってあるのだろうと。 母親には共感はもてないけれど、批判は決して出来ないとも思いました、これ以下の母親も多いから、それでも健全な子供の場合も多いから。
読了日:10月30日 著者:ライオネル・シュライヴァー
少年は残酷な弓を射る 上少年は残酷な弓を射る 上感想
大変大変辛い本。辛いけれど考えさせられる本。
読了日:10月30日 著者:ライオネル・シュライヴァー
ソロモンの偽証 第III部 法廷ソロモンの偽証 第III部 法廷感想
個人的に今年の一冊、だと思いました、間違いなく。これだけの分量を引っ張るストーリー展開の強靭さと、それを難なく読ませる作者の力量にただただひれ伏すばかりです。どの人間も生きているし、裁判場面も息詰まる展開でした。証人に誰が出てくるかも興味深かったし、丁々発止の弁護側検事側のやり取りも読ませました。いかにも中学生という場面も微笑ましかったし、周りにいる大人像もまた卓越していました。裁判を通じて成長していく子供達、自分自身を、またお互いを発見していく子供達に涙。残酷な真相部分では胸が震えました。
読了日:10月11日 著者:宮部 みゆき
謎(リドル)の謎(ミステリ)その他の謎(リドル) (ミステリ・ワールド)謎(リドル)の謎(ミステリ)その他の謎(リドル) (ミステリ・ワールド)感想
大好き。ただ、本当のきちんと結末のあるミステリを求める人には合わないんだろうなあー。一番有名なリドルストーリー「女か虎か」の異版の解釈が非常に面白かったです、まさかここにあの人間を出すとは。また「群れ」は鳥の群れのただの話に始まって、ラストの?までが一気に読ませました、SFかなこれは。誰もが違う反応をする「見知らぬカード」は一体何?とここも考えるのがどきどきするくらいに読ませました。「謎の連続殺人鬼リドル」のワニとは?ラストのドッペルゲンガーの話も最初からわくわくどきどきしながら読んでいました。
読了日:10月8日 著者:山口 雅也
鳥の王さま ---ショーン・タンのスケッチブック鳥の王さま ---ショーン・タンのスケッチブック感想
ま。
読了日:10月8日 著者:ショーン・タン
とにかく散歩いたしましょうとにかく散歩いたしましょう感想
小説は大好きなものの、エッセイは普通(本に関するものは別)なので、どうかなあと思って読み始めましたが、杞憂でした。読ませました、何しろ「本」と関係する日常なのですから。 色々な本が出てきて、その本について語るのですが、語り口が謙虚でどちらかと言えば体温低く語られるので、目立たないのですが、よくその本の本質を切り取っていると思いました。散歩する文学の話の中のノルウェイの森の切り取り方、本の中の大好きなタイトルの話(私だったら何を選ぶかなあと考えました)、どれも楽しめました。ちょっとした短編小説のような話も。
読了日:10月8日 著者:小川 洋子
本のおかわりもう一冊 (桜庭一樹読書日記)本のおかわりもう一冊 (桜庭一樹読書日記)感想
楽しかった!うねるように進む本にまつわる話、映画にまつわる話、そして編集者との軽妙なやり取りが心に響きました。このエッセイ、本文もいいのですが、註が実に楽しさを感じさせてくれました。こんな本の話のキャッチボールが出来る人達に恵まれている桜庭一樹は幸せだと思いました。海外本の話も多いのですが、決して高みから語るのではなく、読者と同じ目線で語ってくれてそこにも好感度大。311の後の作者の生きる姿勢も一つ一つ心に刺さりました。(今回はK島さんよりF嬢さんの登場が多かったかな?いずれにしても座談会まで堪能。)
読了日:10月8日 著者:桜庭 一樹
遊戯の終わり (岩波文庫)遊戯の終わり (岩波文庫)感想
ものすごく好み!天才的に巧いと思う、コルタサルは。いわゆる「普通の短編小説」もこの中に入っているのですが、それすら読ませます。でも私がやっぱり惹かれるのは、冒頭の「本を読んでいる自分がいつの間にか反転する」という滅茶苦茶素晴らしい短編「続いている公園」とか、生物との感応の末ずぶずぶと心の底まで侵食されていくような「山椒魚」とか、夢と現実が入り乱れる「夜、あおむけにされて」とか、少年少女の日々の終わりとともに残酷な夢の世界が終わりの表題作とか、このあたりでした。
読了日:10月3日 著者:コルタサル
わたしの物語 (創造するラテンアメリカ)わたしの物語 (創造するラテンアメリカ)感想
既存の小説で(次はこうなるだろうな)ということが、どんな意外な小説でもあるのですが、この話は(次はこうなるだろうな)ということが予測不可能なのです。右に曲がるか左に曲がるかと言う時に三次元に行く選択、いや行くことすらない選択。その連続なので、え?と思っているうちに話が終結します。最初と最後が呼応して、お父さんとアイスクリーム屋とのやり取り、そもそもこの少女は少女?とか、厳しい女性教師の話とか、目くらましされているうちに・・・・ただ・・・好みであるかとどうかと聞かれたら、私は非常に微妙。
読了日:10月3日 著者:セサル・アイラ
黄色い水着の謎 桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活2黄色い水着の謎 桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活2感想
クワコーー!!!電車の中で読むのが本当に辛かったです(笑いをこらえるのに)。前回は「パンの耳」が印象に残りましたが、今回は「ザリガニ」。なんてなんて下流のクワコー!でもなんだか、食べたくなるのです、パンの耳にしてもザリガニにしても、そこが不思議。 表題作で、意外に女子学生が大活躍しての宴会風景も実に楽し く読みました。あと、ソクシンの気持ちがわかって、ここにもほろり。 小難しく考えず、ただただ物語の面白さを味わうという本でもありました。 表紙を見て、これがあの子かなあ・・・と当てはめてみたりしました。
読了日:10月3日 著者:奥泉 光
ねらわれた学園 (講談社文庫)ねらわれた学園 (講談社文庫)感想
王道中の王道ジュブナイル。大変懐かしく思い、手に取りました。正義感にあふれる直情型の男子、寡黙だけれどしっかり発言する時にはする知恵袋の女子、謎の生徒会活動、宇宙人、超能力、とあらゆる要素が詰まっていました。今の目から見ると、こ・・これは?と疑問も多々あるのですが、それを吹き飛ばす学園生活の活写が話全体を盛り上げてくれているように思いました。読み返してみると、父がいいね、父が。
読了日:10月3日 著者:眉村 卓

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