2012年12月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:3245ページ
ナイス数:181ナイス

私と踊って私と踊って感想
基本、エッセイと小説は分けるべきだと思いはしますが・・・。死者の季節は前にも雑誌で読んだけれど実話だけに最高潮に怖い・・・。ラストの横書きの東京の日記は某アンソロジーで大変感心した作品でした、今回も感心しました、その歪み感と予言に満ちた話に。 少女界曼荼羅はSFの世界なんだけど読ませるなあと思いました。また表題作「私と踊って」は作者自身がとても気に入っていると言うだけあって時空を超えた幻想の面白さがありました。 あと図書館本はどうするんだろう?こんなとこに文章が潜んで・・・
読了日:12月28日 著者:恩田 陸
強欲な羊 (ミステリ・フロンティア)強欲な羊 (ミステリ・フロンティア)感想
私が思うイヤミスとはちょっと違った感じがするけれど、大変面白く読みました。ホラー部分が強烈なのでそこが受け入れられるかどうかっていうのがポイントかも。ミステリとして、ある部分は想像がつくのですが、そこからの思いもかけないうっちゃりがあるのでそこまた高評価です。 どれが好きってそれはもう背徳の羊。女の腹黒さは天下一品でラストへのなだれ込みに震えました。ストックホルムの羊はタイトルからしてわかっちゃうんだけど、見えない部分の開き方がおぞましく楽しい!ラストの一作は総括なんだけど、これまた巧いし怖いねえ。
読了日:12月28日 著者:美輪 和音
キングを探せ (特別書き下ろし)キングを探せ (特別書き下ろし)感想
本格ミステリ、必ずしも私の読書のテリトリーではないのですが、面白く読みました。最初の方で4人の入り組んだ交換殺人の話があって、トランプを使って順番を決めたりして、その後に一人の人の殺人が出てくるので、こういう感じで進んでいくのかと思いきや・・・もうそれは横と言うか思ってもみなかった斜め方向に進んでいって。 色々仕掛けてあるのに、一切私は気づきませんでした。攻める側と守る側の攻防が興味深かったです。あるところであることがわかった時に、あ!!!
読了日:12月26日 著者:法月 綸太郎
みんなの図書室 2 (PHP文芸文庫)みんなの図書室 2 (PHP文芸文庫)感想
小川洋子さんの「真面目」とか「真摯」というところがとてもいい方向に出た本についてのエッセイでした。このシリーズはラジオから出来ているだけに、読みやすくそして既読の本でも静かに語られているとまた思わず読み直したくなってしまいそうです。そういう独特の魅力ある語り口なのです。 地味なシリーズだけど次も楽しみにしています!
読了日:12月26日 著者:小川 洋子
ぶたぶた図書館 (光文社文庫)ぶたぶた図書館 (光文社文庫)感想
ぶたぶた君、相変わらず可愛いねえ。図書館に「ぬいぐるみをお泊りさせて本を読んでいる写真を撮る企画」という海外図書館のやり方を導入させようとする司書さんと中学生の奮闘振りを楽しく読みました。途中でカメラマンさんも入り混じり、これぞぶたぶたさんの出番だろうと・・・ ただ、カメラマンさんの話は中途半端に入っていてこれはどうなのかなあ・・・と思いました。あとラストの本の一覧は、ぶたぶたさんがセレクトという徹底的に架空のものにして欲しかったかも。 にしてもぶたぶたさんは、こんな本が好きだったのね!!!
読了日:12月26日 著者:矢崎 存美
虫樹音楽集虫樹音楽集感想
とても好き。わかりにくい小説わかりやすい小説と分ければ、わかりにくい小説の部類だけれども。幻想とSFが入り混じったような、エッセイと小説が入り混じったようなそんな小説。カフカの変身をモチーフにして次々に変奏曲が奏でられていく、その快感を楽しみました。 どれが虚、なのか、どれが実、なのか。いや、全てが虚なのか。溶けてなくなっていくような感覚に酔いしれました。
読了日:12月26日 著者:奥泉 光
バーニング・ワイヤーバーニング・ワイヤー感想
鉄板の面白さがあるので安心して読み進め、おおいに今回もまた楽しめました。作者の思惑通り、あのアメリアですら怖がる電気の話が怖くて怖くて、読了後、電気関係何も触れなかったです・・・ 今回オールスター出演といった感じでそこも懐かしい面々に会った楽しさもあったかなあ。チームライム、という全体が一つに動いているところが本当に心打たれました。あとラストの一つの決断にもぐっときました。あることに触れたいけど、ネタバレになるかもしれないので・・・割愛・・・
読了日:12月26日 著者:ジェフリー ディーヴァー
爛漫たる爛漫: クロニクル・アラウンド・ザ・クロック (新潮文庫)爛漫たる爛漫: クロニクル・アラウンド・ザ・クロック (新潮文庫)感想
青春ミステリ?これが三部作というのでまだまだわかりません。
読了日:12月26日 著者:津原 泰水
ガタスタ屋の矜持 寄らば斬る篇ガタスタ屋の矜持 寄らば斬る篇感想
ま。
読了日:12月26日 著者:豊崎 由美
クラウドクラスターを愛する方法クラウドクラスターを愛する方法感想
表題作、女性の心情についていけず途中まで微妙・・・だったのですが、叔母さんの家でのひとこまが非常に印象深くリアルで、そこで、おおお!と思いました。ここで彼女も救われたと。 後半の小学生の少年少女の揺れる心の一作も、読ませました。 話の内容に関係ないのですが、向井くんと言われると、向井理の顔しか浮かばない自分が嫌でした・・・・
読了日:12月7日 著者:窪 美澄
ことりことり感想
ま。
読了日:12月7日 著者:小川 洋子
空耳の森 (ミステリ・フロンティア)空耳の森 (ミステリ・フロンティア)感想
ええっとええっと。前作二作読んでおりますが(そして大好きですが)、完璧にそれを頭に入れた上でこれを読め、というのはいささか読者への強要では、と思いました。ましてこれから入る人だっているので、そこはどうなのかなと。そういう意味で 一番面白かったのはアイランド、で、薄々わかってはいてもラストの動きが鮮やかでした。リコとカイエの話は、私には辛かったなあ・・・・・リコがしていたことが生活上やむないこととはわかりつつも、読んでいて痛々しさが抜けませんでした。そして最終の物語!これは・・・!
読了日:12月7日 著者:七河 迦南

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