2013年4月の読書メーター
読んだ本の数:15冊
読んだページ数:4152ページ
ナイス数:199ナイス

熱血ポンちゃんから騒ぎ熱血ポンちゃんから騒ぎ感想
再婚したんだっけ!!忘れてた・・・・。相変わらずスキップするような文章で楽しく楽しく読ませていただきました。一見軽い口調で書いているので見過ごしがちになるのですが、実は深いところを突いているエッセイ集だと思いました。東日本大震災の一連の報道に対する批判とか、某作品に対する批判とか、なかなかに読ませるのです。
読了日:4月24日 著者:山田 詠美
遠野物語remix遠野物語remix感想
怖い、背筋を登ってくるような寒さの怖さでした。わけのわからない法則性のない理不尽さが怖さの一つの原点だと思いました、改めて。 遠野地方に伝わる伝承の話ですが、一種独特の雰囲気があり、異形のものとの戦い、異形のものとの並存、と、異形のものを恐れながら受け入れざるを得ない心が伝わってきました。 昔読んだ時に印象に残っている馬に恋する娘の話は今読んでもロマンがあるのにもかかわらずちょっとぞくっとしました。あとわけのわからない妊娠って嫌だなあ・・・心の底から。
読了日:4月24日 著者:京極 夏彦,柳田 國男
ノックス・マシンノックス・マシン感想
SFな部分のコアな理論は難しいけれど(ノックス場、数理解析、複素数次元・・・)、有名なノックスの十戒から人類初のタイムマシン(そして行った先が!!)までノックスマシンの前半も後半も楽しませていただきました。引き立て役倶楽部の陰謀は、クリスティの某作品をこれにあわせて(読みながら)再読したくなりました。あ、ノックスマシンも、クイーン作品を改めて読みたくなります、読者への挑戦の文字を見たら特異点!とか思ってしまいそう・・・・。
読了日:4月24日 著者:法月 綸太郎
パン屋を襲うパン屋を襲う感想
絵、がなあ・・・私には好みじゃなかったのでどうにもこうにも(すみません)。話は意外なほど覚えていました。パン屋襲撃のタイトルの方が好きだけど。 それより何より、ねじまき鳥が気になります、再読したいです。
読了日:4月21日 著者:村上 春樹
いつまでもショパン (『このミス』大賞シリーズ)いつまでもショパン (『このミス』大賞シリーズ)感想
ミステリ部分よりも、ショパンコンクール周辺状況が非常に面白かったです。いつもながら演奏シーン描写も圧巻でした、本から音が聞こえてくるようで。 また、岬先生の素敵なことと言ったら!!!岬萌え。 最後のノクターンの場面で思わず泣きそうになりました。 これまでのシリーズ読んでる人には嬉しいおまけも。
読了日:4月21日 著者:中山 七里
嵐のピクニック嵐のピクニック感想
傑作!どの話も震えるほど面白く楽しめました。奇想なのですが、日常がありそこからぽんと逸脱する、「ぽん」の具合が絶妙でありました。 最初の話なんか、ピアノが嫌いな子の話、と思いきや、ラストあたりのぽん!が素晴らしい。海外に出してもおかしくない話ばかりでした。
読了日:4月16日 著者:本谷 有希子
ガタスタ屋の矜持 場外乱闘篇ガタスタ屋の矜持 場外乱闘篇感想
既読の本は好みが違うのが当然あったのですが(評価もまた違った)、それをおいても、未読の本で落としている本があったので、是非是非読みたいと思いました。
読了日:4月16日 著者:豊崎 由美
人魚姫  探偵グリムの手稿人魚姫 探偵グリムの手稿
読了日:4月16日 著者:北山 猛邦
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
読了日:4月16日 著者:村上 春樹
風の歌を聴け (講談社文庫)風の歌を聴け (講談社文庫)感想
再読ですが、デビュー作に全てが詰まっていると改めて思いました。
読了日:4月16日 著者:村上 春樹
ロスト・ケアロスト・ケア感想
介護している人(またはしていた人)と介護していない人とでは読み方が違ってくる本だと思いました。確かにミステリなのですが、現代日本の介護問題を嫌と言うほど炙り出してくれています。私は読むのが非常に辛く、でも読む手が止まりませんでした。 全編わかるわかるの連続で、そして理不尽な人間の心の動きとか、親への思いとかが交錯していく登場人物のそれぞれの姿がぐっとこちらに届きました。 ロストケア、と言う言葉。なんて残酷でなんて美しくも聞こえる言葉なのでしょう。犯人が最終的にしたかった事は、この小説でもしたかったのでは?
読了日:4月11日 著者:葉真中 顕(はまなか・ あき)
邪馬台国殺人紀行 (実業之日本社文庫)邪馬台国殺人紀行 (実業之日本社文庫)感想
別作品にいる三人の美女探偵さんたち集合で旅行に行き、そこに邪馬台国が絡み、殺人事件も絡み、という話。キャラ小説として楽しみました、ただ、東子さんが大好きなので彼女の出番をもっと多くして欲しかったなあ。静香さん傍若無人すぎ!!(笑 この小説の中で、前方後円墳の話は非常に納得できました、そうだよねそうだよねと。
読了日:4月11日 著者:鯨 統一郎
猫柳十一弦の後悔 不可能犯罪定数 (講談社ノベルス)猫柳十一弦の後悔 不可能犯罪定数 (講談社ノベルス)
読了日:4月11日 著者:北山 猛邦
シャッター・マウンテンシャッター・マウンテン感想
超常現象ありきのミステリなのか、それとも真っ当な普通のミステリなのか、それともホラーなのか。そのあたりが最後まで戸惑っていました。ホラー感はものすごくあり、雨の日に読んで、泣きそうになりました、怖すぎて。 山の歴史、なぜこれが起こっているのか、そのあたりはとても面白く読みました。ただ一ミステリとしては、安易に人が(しかも重要な)死にすぎかなあ・・・とは思いました。
読了日:4月11日 著者:北林 一光
神の手 (集英社文庫)神の手 (集英社文庫)感想
最初の謎(失踪している女性と同じ仕草をし、小説の草稿を持っている別人の女性の登場)が非常に魅力的で、なんだろう?なぜだろう?という興味で読んでいきました。やや、ですが、文章に癖があるのでうねるように話が進んでいく感じでした。小説と言う魔に取り付かれた女性像というのも鬼気迫るものがあり(何しろ1000枚を持って出版社を訪ねる気迫)そこも読みどころの一つでした。 ミステリとして、開く所が予定調和の世界内だったのが惜しいなあと思いました。でも好きです、この作家さん。
読了日:4月11日 著者:望月 諒子

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