2014.05.30 皆殺し通信
皆殺し映画通信皆殺し映画通信
(2014/03/20)
柳下毅一郎

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評価 4.8

期待しないで読んだのだが(失礼)、意外にも面白かった。

好きな人にはむっとされる評論だろう。
どちらかというと、いやどちらかといわなくても、罵倒の部類の映画評論だ。
しかし、それにはユーモアがあふれていて、ただただ斬って捨てるといった類の本ではないところが好ましい。

主に邦画だが、新しい靴を買わなくちゃ、に大爆笑した。
見てもいないのにこれだけ大爆笑できるって、すごすぎる。
ネタバレも何もすべての映画で「話を語ってくれるのだが」、その語り口が素晴らしいので、映画よりひょっとして面白い?と思ってしまう。
突っ込みながら見ているこの姿勢がなんせ笑える。

この中で見た映画は数本しかないが、その中の一つ
宮崎監督の風立ちぬの論が今まで見た風立ちぬのどの感想よりも納得したのだった
そうか私の感じた違和感ってここだったんだと。