2010.08.02 空の名前
空の名前空の名前
(2010/06/17)
日向 蓬

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評価 4

小学3年生の真(まこと)の母が突然病に倒れ入院、真の家には水商売の叔母さんが来て・・・・

肥満児の真のお母さんとの思い出、真と唯一仲が良い双葉カオルという複雑な家庭に育った女の子との出会い。
一見児童小説っぽいがどうも違うらしい。

最後私にはえええええ!と思うようなあまり後味のよくない真相が待っていて、児童書ではないとここできっぱりと思ったのだった。
児童書方面を目指しているのか
それとも大人の事情みたいのを描きたいのか
なんだかそのあたりの焦点がよくわからなかった。
お母さんの病気が何だかずうっと隠されている。
途中で真が思ったことは読者もまた思うだろうがそれも違っている。
じゃあ不治の病か。
通っちゃいけない病気というので、伝染性のものなのか。
ここまで読者を引っ張っておいて、この結末に・・・あまりに大人の話にころっと変わっているのが気になった。
また人物のそれぞれの心の動きが見えにくいし、やや軽い印象か・・・時代背景とかピンと来る人は来るのかもしれない・・(あまりこなかった・・)

以下ネタバレ
・お母さんは心の病だった。
なぜなら
お父さんと水商売の叔母さんが不倫をしていたから。