2010.08.15 4444
44444444
(2010/07/08)
古川 日出男

商品詳細を見る


評価 4.4

このリズムに乗れれば可。
乗れなかったら不可。
そういう作品だと思う。

作品そのものの作りと言うのは、かつての4年4組の44人が語る、みたいな話でそれぞれは特色のある物語だ。
普通の回顧談あり、ややホラーっぽいものあり、現在の自分と過去を引き比べているものあり、と話も多彩だ。

過去に囚われているもの、
上司に耐えているもの、
かつて絵が巧かったオオミネ君(何度か出てくる)を思い出すもの
オオミネ君に絵本作家になって欲しいと思うもの(赤頭巾ちゃん)
学級新聞を思い出すもの・・・・

ただ、この小説ってわかりやすさを提示している小説ではないので、リズムに乗って読み上げていく、ようなタイプの小説なのだろう。