奇縁まんだら 続の二奇縁まんだら 続の二
(2010/11/23)
瀬戸内 寂聴

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評価 4.4

つまらなくはないのだが、最初から比べると、断片に近くなったような気がする。
誰かと出合ってこういうことがあったというのが、本当に小粒になり、ある時だけのことになり、しかも政財界の人もいるので、おおっぴらには書けないような事もあるだろうから、なんとなく刃先が鈍ったと言う感じがしてならなかった。
東郷青児と佐多稲子の部分の話はとても面白かったのだが。

絵は素晴らしい。
もうこの人の特徴を捉えた画風(というのか)を変化させていく技が並みじゃないと思った。
野上弥生子の絵、平山郁夫の絵、中村真一郎の絵、などが際立って心に残ったのだった・。