1月の読書メーター
読んだ本の数:27冊
読んだページ数:9234ページ

四畳半王国見聞録四畳半王国見聞録
大好き!内臓の中をくすぐられるようなおかしさがあり、更に一見すると阿呆大学生の汚い四畳半物語でもあるのに、SF的に四畳半から世界に広がりまた世界が四畳半に収束していくと見える構想と文章にもおおいに惹かれまくりました。跳梁跋扈する妄想の数々(何度も出てくる水玉ブリーフ・・・)と独特の言葉と言い回しに酩酊しくすくす笑っておりました。特に中国の昔話すら思い出されるような「蝸牛の角」の話のもって行き方に感服しました。阿呆達の行動にも大爆笑。小説に秘められた諧謔の嵐にノックアウトされました。
読了日:01月31日 著者:森見登美彦
猫の一年猫の一年
底意地の悪さが光る一冊(褒めてます)。サッカーのこと、某アイドルのこととその舌鋒は鋭く切り込み、一見サッカー批判のようなのですがそれは作者の生きる姿勢のようなものにつながっているんだなあと一人で深読みしていました。猫の話も特に猫好きではない私が読んでも想いというのが伝わってきました。特に「老い」について語りながら、サッカーに行き、ターシャ・テューダーに行き、そしてレジのエコバッグまで行く文章は、とても読ませました。辛口ですがある意味真実をえぐっているとも思いました。彼女なりの美意識があるんだろうなあ。
読了日:01月31日 著者:金井 美恵子
放課後探偵団 (書き下ろし学園ミステリ・アンソロジー) (創元推理文庫)放課後探偵団 (書き下ろし学園ミステリ・アンソロジー) (創元推理文庫)
高水準のアンソロジーだと思いました。それぞれの作家さんが持ち味を生かして学園物ミステリを書いているというその心意気に感激!一番感動したのが梓崎優のスプリング・ハズ・カムでした。同窓会でタイムカプセルを開ける設定の下にかつてのいたずらの謎が解き明かされるまでが叙情豊かに描かれていて、ラストのサプライズと余韻も忘れがたかったです、さすがに「叫びと祈り」の作者だと思いました。あと好きだったのが、聴き屋物語の市井豊作品でまとまったのを読んでみたいと思いました。相沢作品もコンパクトになっていてこれはこれで好き。
読了日:01月31日 著者:相沢 沙呼,市井 豊,鵜林 伸也,梓崎 優,似鳥 鶏
本に埋もれて暮らしたい (桜庭一樹読書日記)本に埋もれて暮らしたい (桜庭一樹読書日記)
楽しい!相変わらず!本を読んでいくということで、打てば響く人が周りにいてその人たちと語り合える桜庭一樹って何て幸せな人なんだろうと思いました。しかも話す相手もまた稀代の読み手の編集者さんたちだから。本屋大賞ならぬ編集者大賞見たいのを作って欲しいと思うほどです。脚注もまた優れていて(もうちょっと量が欲しいと思ったくらいに)読ませます。ともかくも読書欲をそそられるラインナップ。うねるように読む桜庭一樹の原点をかいま見ることが出来ました。
読了日:01月28日 著者:桜庭 一樹
原色の想像力 (創元SF短編賞アンソロジー) (創元SF文庫)原色の想像力 (創元SF短編賞アンソロジー) (創元SF文庫)
申し訳ないけれど、私には微妙・・・。何だか解説の方が面白く感じられたのですが。印象に残ったのは大女物語の「人魚の海」だけどこれも・・・。うどん~の良さは私はさっぱりわかりませんでした。ぼくの手のなかでしずかに、が一番すとんと落ちたかなあ、ラストの意外性とともに。あと、さえずり~はわからなかったのでどなたかに解説して頂きたい。「盤上の夜」は巧い!!と思いつつ、抱えているテーマがテーマだけに後味の悪さが私はとても残りました。かな式はショートショートだったら面白いのに、途中で飽きたというのが正直なところ。
読了日:01月28日 著者:
オリクスとクレイクオリクスとクレイク
最初の方で、(スノーマン?オリクス?子ども達?)と謎だらけで世界観も何も掴めなかったのですが、スノーマンがまだジミーだった頃の回想が始まると一気にのめりこみました。元々終末物が好きというのもありますが、物語そのものとして面白いのです。細かな心理描写があり、そして青春物語の要素(友情・初恋‥)も持っている作品でもあります。なぜこうなったのか。じゃあいつなら引き返せたのか。とてつもない孤独を背負ったスノーマンの果てしない自問自答にぐっときました。
読了日:01月28日 著者:マーガレット・アトウッド,Margaret Atwood
埋葬 (想像力の文学)埋葬 (想像力の文学)
冒頭に出てくるのは、「ある少年が高級官僚の奥さんと子どもを殺した」という一点であり、それに対して高級官僚の夫が「自分が埋めた」と語っている、という話なのです。だからと言って真犯人は誰かという話ではなく、ただただ溢れ出る会話に翻弄させられ、そしていつしか事件そのものの遠くに滲んでいくという不思議な小説でありました。作品中にあるように藪の中を十分意識しているので、そこからしてどの話がどうなのかというのを考えるのもまた一興。言葉の本流に流されるのもまたありかと。エピソードの一つ一つが際立っていて私はかなり好き。
読了日:01月28日 著者:横田 創
ミステリウムミステリウム
マコーマックなのでそれはそれは期待していましたが、期待以上の作品でした。謎が物語の中で縦横無尽に張り巡らされ一種ミステリの趣もあるのですが、そこはマコーマックなので揺らいでいるのです、真実と嘘のはざまで。どのエピソードも印象深い一種の奇譚でありながら幻想場面もあり、湯気の中から遠くの景色をぼんやり眺めている、そういう気持ちにさせられました。ある村で起こったおぞましい事件に始まる大量殺人事件の真実はどこに。人々の間を聞いて回る「私」の聞き書きと、ある人間の残した文書の奇怪さ。全てが心に食い込みました。
読了日:01月26日 著者:エリック・マコーマック
乙女の初恋 (文芸)乙女の初恋 (文芸)
これから知らないで入って失敗・・・最初のを早急に読みます!内容は実にベタな少女漫画なのですが(意地悪同級生あり、親友あり、女子寮のあれこれあり、出生の秘密あり、浴衣(!)で男子とお出かけあり、そしてその男子が実は・・と言う驚きあり)こういうほわわんとした小説もあっていいんじゃないかと思いました。読んでいて楽しかったもの。若いって眩しい。吉屋信子小説とこれを比べるっていうのはまた野暮と言うもので・・・・
読了日:01月24日 著者:折原 みと
悪人の物語 (中学生までに読んでおきたい日本文学)悪人の物語 (中学生までに読んでおきたい日本文学)
冒頭の山村暮鳥の詩は文学好きには必読と思われるので(よく引用されることでも有名)、未読の方は是非に!宮沢賢治の「毒もみのすきな署長さん」は知らなかったので、ある意味衝撃的でした、童話の体裁をとっているけれど、ラストの衝撃がまた。ラストの柳田國男の話の怖さと言ったら!!!事実は小説より奇なりとはこのことだと思いました。野口冨士男の「少女」の持つ格差社会の悲哀にも涙。菊地寛作品は、神に罪の是非を問うというので現代にも通じるテーマ性があると思いました。
読了日:01月24日 著者:
過程過程
人によっていかようにも読める小説。するりと自分の手元から飛び立ってしまう変容する文学とでも言うのでしょうか。創世記からゴーレムからカフカから果ては谷崎の鍵まで話が進み絡みもつれ合い・・・死と生は勿論のこと、人間の存在意義そのもの、神の存在まで深く考えさせられました。どちらかと言うと後半の幻想ぶりが激しいので、個人的にはそここそをもっと長く書いて欲しかったという思いがありました。
読了日:01月24日 著者:ハリー ムリシュ
暗色コメディ (文春文庫)暗色コメディ (文春文庫)
とても面白い。最後まで続く酩酊感がたまりません。とてもこみいった話なのと瑕疵はありますが。冒頭、ある女性がデパートでいるはずもない夫に呼び出しを受ける・・そこに行くと夫は別の女性とエスカレーターを上ってくる・・・また別の家では「死んだはずの夫」がいるので妻があなたは死んでいるんだと主張しているetc・・・このように全く別の人たちが別々の場所で奇妙な出来事に出会っているのです。これがばらばらだったのと謎の提示がどんどんあるのでどうやって収束させるのかと思ったら、見事に一つに束ねられたところに感動。
読了日:01月24日 著者:連城 三紀彦
いのちの話 (中学生までに読んでおきたい日本文学)いのちの話 (中学生までに読んでおきたい日本文学)
既読もあり未読もあり、決してぽわーんと読みやすい作品ばかりではないものの、セレクトが大変良いとおもいました。有島武郎の子どもの可愛い描写から、衝撃的な貧しさの吉野せいの子どもを亡くす話から、太宰治の変身譚から、どれも読ませました。でも何と言ってもラストの超短篇のチョウチンアンコウについて(梅崎春生)には腰を抜かすほどの衝撃を受けました・・・
読了日:01月24日 著者:
ここがウィネトカなら、きみはジュディ 時間SF傑作選 (SFマガジン創刊50周年記念アンソロジー)ここがウィネトカなら、きみはジュディ 時間SF傑作選 (SFマガジン創刊50周年記念アンソロジー)
どれも面白く読みました。時間SFは好きなので読んでいる方だと思ったら、これを読んで全く知らない作品ばかりなので大喜びで読みました。テッド・チャンのラストのめくれかたが素晴らしいし、ボブ・ショウ作品での窓の使い方は一生忘れないだろうし、スタージョン作品は曜日を飛ばした記憶喪失の男の話と思っていたら、全く違った様相を帯びてくるところが読ませるし。そして表題作は読み込まないとわかりにくいものの、非常に良く出来ている一作だと感心、何度も前のページを読み返しながら匍匐前進して読んだ作品。大森望解説も光る光る!
読了日:01月24日 著者:テッド・チャン,クリストファー・プリースト,リチャード・A・ルポフ,ソムトウ・スチャリトクル,F・M・バズビイ,イアン・ワトスン,ロベルト・クアリア,ボブ・ショウ,ジョージ・アレック・エフィンジャー,ロバート・シルヴァーバーグ,シオドア・スタージョン,デイヴィッド・I・マッスン,H・ビーム・パイパー
マボロシの鳥マボロシの鳥
「自分」が前面に出てくる小説っていかがなものでしょう、と強く強く思いました。物語に没頭できません。自分が思ったことを登場人物に語らせるか、またはエッセイにするかどちらかだと思ったりしました、脈絡もなく途中で自分のご意見開陳みたいのは・・・・。読む側も太田光という目で読んでしまうのでそれがマイナスになっているとはいえ。
読了日:01月24日 著者:太田 光
平松洋子の台所 (新潮文庫)平松洋子の台所 (新潮文庫)
梨木香歩エッセイに平松洋子が出てきたので読んでみました(出ていたのはこの本ではないけれど)。お料理をすることで、その器とか調理器具とか必須のものなのでそこにこだわる気持ちがとてもわかりました。蒸篭の素晴らしさにも同感。ただ、電子レンジは排除は私の場合出来ないので、実際問題としては(こういう人もいるのだなあ・・)と遠くで眺めるしかないけれども。
読了日:01月24日 著者:平松 洋子
伊坂幸太郎選 スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎005 (講談社文庫)伊坂幸太郎選 スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎005 (講談社文庫)
既読も多かったのですが、伊坂幸太郎セレクトの目が光った一冊でした。ただミステリ的には時代性でちょっと今は・・というのもあったには違いないけれど。こうして並列に並べると残酷なまでに力量と言うのが見えてくるのも怖いものだなあと思いました。抜群だと思ったのは何と言っても、連城三紀彦作品。謎の発端から始まって、なぜこうしている?というのに行き着きそこからまた二転三転の解決にたどり着く見事な手腕と言ったら!
読了日:01月24日 著者:陳 舜臣,今邑 彩,泡坂 妻夫,夏樹 静子,真保 裕一,連城 三紀彦,小松 左京,鈴木 輝一郎
短篇コレクション Ⅱ (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 第3集)短篇コレクション Ⅱ (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 第3集)
Ⅰが全てがヒットと言うのに対して、こちらはややそうではなかったものの、何作か非常に思い入れのある作品が出来ました。カズオ・イシグロの『日の暮れた村』は、ある村を再訪した男が村人からうけることでかつての所業が炙り出されてくる謎の物語でとても好みでした。タブッキ作品も人間の謎がラストに関わってくるミステリのような好作品、バイアット作品も短いながら物語性に富んだ作品になっていると思いました。元々好きなバラード作品は何度読んでも絵が浮かぶ作品だと改めて感服。
読了日:01月24日 著者:A・グリーン G・ランペドゥーサ他
不思議な羅針盤不思議な羅針盤
庭を見つめ自然を見つめという梨木香歩の『まなざし』というのを感じるエッセイ集でした。植物についても造詣が深いので厳しくも温かい目が隅々にまで行き渡っていて、彼女の小説の原点というのを垣間見た気がしました。声高に主張しなくても、野の花のようにこうして語れる梨木香歩の文章が大好きです。
読了日:01月24日 著者:梨木 香歩
夜よ鼠たちのために (新潮文庫)夜よ鼠たちのために (新潮文庫)
珠玉の傑作短篇集。どれをとっても意外性、叙情性に満ちた流麗な文章、緻密な構成、と唸らされることばかりでした。特に表題作は、哀切を帯びた夜の遠吠えのようなものさえ感じさせる凄味のある作品でした。叙述で攻めてくるので、一文字一文字舐めるようにして読まないと、最後の驚きの快感が味わえないのです。話の骨子そのものを取り出してみると、不倫とか幼い時の虐めとか、ありふれたものになってしまうのに、そこへの食い込み方料理の仕方が並外れているのです。ただただ驚嘆するばかり。こういう本を読むと、読書して良かった!と思えます。
読了日:01月13日 著者:連城 三紀彦
あなたの人生の物語 (ハヤカワ文庫SF)あなたの人生の物語 (ハヤカワ文庫SF)
大変素晴らしい短篇集。SFなのですが非常に読みやすく気がつくとのめりこむように読んでいました。冒頭のバビロンの塔は最後バベルの塔方向を想像していたので実に意外で二度と忘れないラストだと思います。表題作は異星人とのコンタクトということと自分の娘に対する未来形の想いが交互に語られ、時間軸というのを考えさせられました。あと設定的に天使が降臨するというのさえ乗り越えれば「地獄とは神の不在なり」はとても考えさせられました、この主人公が神に対して思っていることって、日常で思うようなことだから。そのあたりうまいあなと。
読了日:01月13日 著者:テッド・チャン
ぼくが愛したゴウスト (中公文庫)ぼくが愛したゴウスト (中公文庫)
伊坂幸太郎のエッセイで紹介されていたので(解説も伊坂)読んでみました。好み分かれるだろうなあ!とまず思いました。私は、とても好きでした、最後の終わり方も含めて。話は、一人の少年が電車事故を目撃したのをきっかけにあることが起こってしまうと言う物語。どういう状況になろうとも生きていくこと、何かを掴み取ろうとすることって重要なんだなあと思いました。あと文章がいいので読ませるのです。常に前を向いて歩いていく少年の姿に襟を正されました。何だか寓話のようにも思えたのよね(にしても、ラストは実に実に予想外だった!!!)
読了日:01月13日 著者:打海 文三
折れた竜骨 (ミステリ・フロンティア)折れた竜骨 (ミステリ・フロンティア)
最後の方の本格ミステリぶりはすごいと思いました。不可能と思われることを出しての消去法が。あとファルクの男気に惚れました。なんだけど、私はのめりこむほどではなかった、正直なところ。特殊条件下でのミステリがあまり好みじゃないのと、もっと言えばファンタジー魂が薄いのかも私に。申し訳ない。
読了日:01月13日 著者:米澤 穂信
タソガレタソガレ
ううんと・・・悪くはないんだけど、ミステリとしてどうかというと、この前提になる相貌失認というのを言われちゃうと気の毒とは思いつつ、そこが著しくミステリの興を削いでいるような気がしました。ミステリ部分は面白い謎解きなのにと惜しい気持ちで一杯だけど、これも相貌失認がないとミステリにならないので、とぐるぐる頭の中で回っていたり。あと男が駄目だったな、こんな追いつめる男とても嫌、病気を知っていようといまいと。あと女性の美人の友人も何だかありえない人間のような気が。「カタブツ」の大ファンなので次回作に期待。
読了日:01月13日 著者:沢村 凛
殺す手紙〔ハヤカワ・ミステリ1840〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリー)殺す手紙〔ハヤカワ・ミステリ1840〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリー)
アルテがこういうものを!という驚きはあったのですが、楽しく読みました。いわゆる「巻き込まれ型」ミステリなのですが、ぐいぐい読ませ、ページを捲る手が止まりませんでした。冒頭のなぜ親友があのような手紙をくれたのか、という謎から始まり、その通りの行動をしていると別のことに巻き込まれ・・・というように連鎖が止まらないのです。死んだはずの妻を見かけるとか、知らない人のパーティーに乱入するとか、サスペンス度はなぜか低いのですがそれでも読ませます。そして、ラスト、全くわかりませんでした、ええええええ!と驚き。
読了日:01月13日 著者:ポール・アルテ
春に葬られた光 (ヴィレッジブックス)春に葬られた光 (ヴィレッジブックス)
「ダイアナの選択」(映画タイトルはこれ)を先に見てしまったので、いわゆるオチ、が先に見えていたのが我ながら惜しいのですが、面白く読みました。詩情に溢れた文章が訳で再現され、話そのものの不可思議さとよくマッチしていると思いました。最初の校内射殺の陰惨な場面からこんな美しいサスペンスの物語が生まれるなんて・・・。次回作があったら是非読みたいです。
読了日:01月13日 著者:ローラ カジシュキー
結婚のアマチュア (文春文庫)結婚のアマチュア (文春文庫)
どこからどこまで痛いほどにわかった本でした。大好き!ある一人の少女が怪我をしてある若者と出会う・・そして恋愛結婚出産・・・一つの章と章が数年は慣れているところに物語の作り方の面白さがあると思いました。前の時にこうだった人たちが成長したり思うことが変わっていたり。結婚生活のちょっとした齟齬、夫側の言い分、妻側の言い分、そして子供達の言い分・・誰しも(もしあの人と結婚していたら)と思う岐路というのがあるだろうけれど、そこにも言及し何しろ人間観察眼がとても鋭いのです。日本の凡百の家族小説とは違って。
読了日:01月13日 著者:アン タイラー

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