Art 1 誰も知らない「名画の見方」 (小学館101ビジュアル新書)Art 1 誰も知らない「名画の見方」 (小学館101ビジュアル新書)
(2010/10/01)
高階秀爾

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評価 4

高階秀爾ファンであるので読んでみたのだが・・・・・

図版が大きく鮮明なのでそれは見やすい。
解説もいい。
けれど、この脱力感というのはどうしたことだろう。

この本、結局は初心者向けなのだと思う、それも超初心者向けなのだと。
だからわかりやすいが奥行きがない。
はあ・・これで終わりか、フェルメールもドガもダヴィンチも、という気持ちがどの章を読んでも残ってしまう。概観を掴む、という意味ではいいのかもしれないが、その先の舌鋒鋭い意見、とか、その先の深い深い絵の解釈とかいうことになると、私の期待とずれていると思ったのだった。
そしてラストを見て納得。
母体が週刊西洋絵画の巨匠での小論となっていたのだ・・ああ・・だから毎号という意味でこういう雰囲気のいわば「読み物」になったのだろうか。