2011.02.12 妄想気分
妄想気分妄想気分
(2011/01/26)
小川 洋子

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評価 3.5

小川洋子のエッセイだ。
読んでいて、とても不思議な気持ちになった。
果たして私は小川洋子を好きだったのかどうかと。
小説は確かに面白いのだが・・・
知らなくても特にいい、というようなコアな身辺のこととかが生な姿で描かれていても、そうですか・・としか言いようがない。
これというのは、特に好きではないフラットな気持ちを持つタレントの日常生活みたいのを覗かせてもらっているテレビ番組を見ているのと似た気分だ。
見せてもらうのはありがたい気もするが、特に見たくもないという・・・・

幼少期からの読書体験とかをまとめてずうっと書くのなら書いて欲しい。
また、大学時代のヒトコマはわかるのだが、これも唐突に投げ出される。
アンネの日記への思いもまた同じだ。
更に、作家になるまで、なってからのことも投げ出されている。
初出が古いものもあるので、申し訳ないのだが寄せ集め感というのが否めない。