レヴォリューションNo.0レヴォリューションNo.0
(2011/03/01)
金城 一紀

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評価 4.3

ゾンビーズの前日譚といった話だ。
だからこのあとに続く、ゾンビーズシリーズを知っていると
(ここからゾンビーズの話は始まったのか・・・)
という感慨に襲われる。
懐かしい面々にまた会えたという喜びもある。
馬鹿な学校でもがいている少年達、その少年達の奇妙な友情、そこから抜け出ることを父から提示されそれに悩む少年、お互いににまっと顔をあわせて笑いあえる青春群像、また学校側が多くの定員を取ったのはどういうわけか、という真相まで(ある程度ここは予測がつくけれど)楽しめた一冊だった。

ただ、文章的にとても短い。
だから面白くて楽しいのだが、これだけか・・という残念な気持ちもまたある。
これを、ゾンビーズの話だからどういう形のものであろうと楽しいんだよ、と見るか、
もうちょっと細かいエピソードとかで膨らませて欲しいよ、と見るか
人によって違うだろう。
私は、もうちょっと膨らませて欲しいな、と思った。