7月の読書メーター
読んだ本の数:19冊
読んだページ数:5705ページ
ナイス数:219ナイス

キミは知らないキミは知らない
テンコ盛り過ぎだと思いました。ジェットコースター小説というにはあまりに人物が多いし(人物表が欲しいくらいに)、事件が多いし、次々に明かされる謎みたいのも多いし。一つ一つは面白いのにね、隠れ里みたいな話もいいし。あと女主人公の行動が私には不可解すぎなところが多々あり・・・・
読了日:07月31日 著者:大崎 梢
ぬるい毒ぬるい毒
わかりにくい小説で、どこからどこまでが熊田の妄想なのか現実なのか、一人称語りなのでそこすら見えないし、また家庭で過去何があったのかというのも最後まで見えてこないし、なんですが。でも読ませます、向伊という嘘つき男のぬらりくらりした感じがいかにもぬるい毒でこちらを突き刺してきました。また自意識の強い熊田がかつていけてない女子だったのに今美しくなっていると言う事実。これが向伊の出現で過去がぼろっと出てくるというのも面白かったかな。
読了日:07月31日 著者:本谷 有希子
嘘
ミステリとか驚きを求めるとかなり違うかも。私はそれを求めたので、ラスト、え・・・と思いました、あまりに予定調和内だったので。 だけど、家族小説とか心の平穏とかを求めて読むとヒットするかも。 ただ、作者のファンなので、個人的にはあっ!というミステリを書いて欲しいな。文章は大好きなので 、この話でも。
読了日:07月31日 著者:北國 浩二
森見登美彦の京都ぐるぐる案内森見登美彦の京都ぐるぐる案内
森見作品を読んでいたなら、この本を読むと、それぞれの情景の写真があるのでとても楽しめると思います。既存の今日とガイドと一線を画しているのが、森見作品の一節を色々抜粋してそこの写真を出してくれるところ。あと森見随筆のおまけも楽しかったなあ。また読んでみたいし京都にもこの本片手に行ってみたいと思わせました。
読了日:07月31日 著者:森見 登美彦
ほんとうにあった12の怖い話ほんとうにあった12の怖い話
さくさくさくっと読める一冊。最初のところにそれぞれ「・・・に聞きました、だから本当の話です」みたいなのがついているのが可愛らしい。どの話も怖くはないのですが、奇妙でちょっとした驚きも含まれていました。校長先生の奥さんのところに幽霊がついている話、が面白かったかな。
読了日:07月31日 著者:スーザン・プライス,安藤 紀子
絵本マボロシの鳥絵本マボロシの鳥
影絵が素晴らしい。藤城さんいつまでもお元気で! ただ、小説と影絵の分量比率がアンバランスだと思いました。いっそのこと思い切り短くしてしまえば良かったのに、原作を。
読了日:07月31日 著者:藤城 清治
盗まれっ子盗まれっ子
激しく心を揺さぶれた本でした。しかも、私の苦手とするファンタジーなのに!出だしで、一人の少年と森にいる小鬼がすりかわってしまうのです、少年は小鬼になって森へ、森の小鬼は何食わぬ顔をして少年の家へ。面白いのは、両者とも「前の記憶」を持っているものだから、少年になりすました小鬼はいつばれるかひやひやしてるし、小鬼にされた少年は自分の家に戻りたくて仕方がない。これが交互に描かれていくのですが、長年の月日がたっていくうちに・・・というところが涙が出ました。ラストも完璧で、大変面白いし美しい小説です。
読了日:07月31日 著者:キース ドノヒュー
真夏の方程式真夏の方程式
あーもうテレビ映像が邪魔をする・・福山の顔しか出なくなった・・という弊害はさておき。面白く読みましたひと夏の少年の物語。とある部分が東野別作品のあるものとかぶると思うものの(トリックとかではなく)それは瑕疵でしかなく、ラストのラストで、おお!と思いました。人を思いやるというのがぐっとくるかも。
読了日:07月31日 著者:東野 圭吾
君がいない夜のごはん君がいない夜のごはん
結婚してからなんとなくエッセイが面白くなくなったかなと思っていてごめんなさい、ほむほむ。これはとてもとても面白く、初期のほむほむが戻ってきていました。媒体が媒体なので、食に関するものが多かったのですが、もう大笑いしたことといったら!時代を含めて、わかるわかるの連続。
読了日:07月31日 著者:穂村 弘
ロコス亭 (奇人たちの情景) (創元ライブラリ)ロコス亭 (奇人たちの情景) (創元ライブラリ)
すごーーく好き。手を変え品を変え、同じ人物がちょっとした違いで出てきて、それぞれの話にちゃっかりいる。しかも最初のところで、その人物達が実際にカフェにいるというのが説明されているので、最後まで読んでまた最初を読むとなるほどなーーーっと思ったり。なんせ読んでいて登場人物たちが縦横無尽に駆け回って楽しいのです、間違いなく。
読了日:07月31日 著者:フェリぺ・アルファウ
11 eleven11 eleven
とても良かった。ただ人を選ぶと思う、嫌いな人は嫌いだと。幻想の物語が並んでいますが、私は前にアンソロジーで読んだ「五色の舟」が最高峰。この異形の者達の集団世界に乾杯。あと「クラーケン」は最後のおぞましさがたまらない快感。土の枕は、私はそれほどヒットしませんでした(前にアンソロジーで読んだ時から)
読了日:07月31日 著者:津原 泰水
おおきなかぶ、むずかしいアボカド 村上ラヂオ2おおきなかぶ、むずかしいアボカド 村上ラヂオ2
いいね、村上春樹のこのエッセイもいいね。彼のファンであることというのを除いても、軽く書いているようで案外深いところを突いている視点がたまらなく読ませました。粋、だよね。
読了日:07月31日 著者:村上 春樹
下流の宴下流の宴
ベタ、であるし、文章を楽しむ、ではないんだけど、話の内容を期待して読んでみました。わかる、とてもわかる、この話、と途中で思いました。最後、結局小説っぽく終わるけれども(勧善懲悪みたいな感じに)、でも現実はこれじゃないなというのもまた思いました、医大を目指す女の子より、長女の本音の婚活に一種感動すら覚えたよ、正直なだけだよ、この子。
読了日:07月31日 著者:林 真理子
飲めば都飲めば都
ま。
読了日:07月31日 著者:北村 薫
ゆきずりエマノンゆきずりエマノン
待ちに待ったエマノンシリーズの最新刊。初期からずうっとエマノンシリーズが大好きなので今回も大喜びで読みました。懐かしいエマノンの佇まいに惚れ惚れ。SFなんだけど読みにくいSFではなくて、身近にあるSFとでも言ったらいいのか。叙情溢れるノスタルジックな文章もたまらない。是非是非次もお願いいたします!
読了日:07月31日 著者:梶尾 真治
箱庭図書館箱庭図書館
リメイクの元小説を読んでないんだけど、これだけを見れば、いかにも乙一っぽい。もっと強烈な乙一も読みたい気もするけど。私が好きなのは、子供達が夜集まる、楽しい発想の「王国の旗」、青春の自意識ダダモレの「青春絶縁体」かな。
読了日:07月31日 著者:乙一
慈しみの女神たち 下慈しみの女神たち 下
屈折した愛を持つアウエの双子の姉という、ナチとはまた離れたところ、アウエの性癖にも描写も圧倒されました。ナチ将校観点の小説でもあるけれど、一種特殊な家族の小説が内包され、戦争の狂気を描くと同時に人間の破綻や狂気の様、をも描いている非常に深い小説だと思いました。
読了日:07月31日 著者:ジョナサン リテル
慈しみの女神たち 上慈しみの女神たち 上
超弩級の物語。非常に読み応えがあるし、最後の最後まで飲み干したという小説でした。冒頭部分で、ある老人が「あなたがたは・・・」という語りで始める語り口なども絶品で、何が起こる、何が起こった?とぐいぐい引き込まれていきました。ポケットに小説を入れているような「普通の青年」アウエがナチにいかになっていくかという部分も読ませるし、日常が非日常にひらっといとも簡単に変わるところも読ませました(以下下巻に続く)
読了日:07月31日 著者:ジョナサン リテル
ブック・ジャングルブック・ジャングル
偶然一緒になった男女グループの図書館での闘争劇。ラジコンヘリが非常に重要なアイテムになります。図書館が舞台ということで本棚が出てきてそこは面白いものの、図書館をこうして使っちゃっていいのかとか生理的にそこが許せない気もしたかな。あと人が安易に死にすぎ。
読了日:07月31日 著者:石持 浅海

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