2011.09.01 ぶたぶたさん
ぶたぶたさん (光文社文庫)ぶたぶたさん (光文社文庫)
(2011/08/10)
矢崎 存美

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評価 4.5

ぶたぶたさん。
ぬいぐるみの山崎ぶたぶたさん。
中年の男性のぶたぶたさん。
人間の奥さんと子供がいるぶたぶたさん。

このシリーズが大好きなのでこれも張り切って読んでみた。
相変わらずぶたぶたさんに癒される、点目の豚に癒されるとは。

・・・
誰かが(主に主人公)はっとぶたぶたさんに気づく。
で、勿論不思議に思う、ぬいぐるみがしゃべる?とか、ぬいぐるみが執事?とか、ぬいぐるみがお父さん?とか。
面白いと思うのは、それを回りの人間があっさりと受け入れていると言う事実があるということだ。
ここが実にあっさりしている。
ありえないと思うのに、周りの人間がこれだけあっさり受け入れているのだから、なし崩し的にこれはあること、として描かれていく。
読者も、ぬいぐるみがしゃべるなんて変!と思いつつ、いつしかこれが当たり前の世界と受け入れているのがわかる。
この巻き込まれ方がいつもいつも快感なのだ。