ある日、爆弾がおちてきて (電撃文庫)ある日、爆弾がおちてきて (電撃文庫)
(2005/10)
古橋 秀之

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評価 4.5

三時間目のまどか、をアンソロジーで読んで奇に鳴った作者だったので読んでみた。
どの作品もボーイミーツガールで切なく甘酸っぱい。
そこにプラスされているのが、SF要素だ。
ハードなSFではないのだが、心がほこっとするような気持ちになる作品だった。

一番面白いのは、やはり異次元空間が教室の外に広がり女の子と文通する三時間目のまどか、であり、また表題作も突拍子も無い「空から女の子型の爆弾」が落ちてくるという設定ながら、ぐいぐい読ませた。

最後の作者の、それぞれの作品についての「図」がとても面白い。
女の子側の時間の進み方、男の子側の時間の進み方が矢印になっていて、くすっと笑える。
全体を読んだあとで見てみると味わい深い。