2011.10.10 水底フェスタ
水底フェスタ水底フェスタ
(2011/08/24)
辻村 深月

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評価 3.5

申し訳ないが、よくわからなかった、この作品の良さが。

閉鎖的な村の因習、
そこに「復讐」のために戻ってきた都会で成功した芸能人の村の出身者、織場由貴美
彼女にフェスで会って以来心を奪われた主人公、村長の息子の広海、
物分りのいい父の村長、飛雄
俗物の母、美津子
この村にはびこるある一つの隠し事・・・・

二転三転はあるものの、どれもすっきりしない。
何だろう、これは。
村の閉塞性とか、息苦しさとかはわかったのだが・・・・・・・・・・
この村って、昭和の初期でもありえないだろう。
時代はいつなんだろう。
現代なんだろうか、フェスとかあるのだから。
なんだか、アンバランスなのだ、全てが。

以下ネタバレ
・由貴美の母は、村長の飛雄と密通していた。
長いこと、美津子はそれを知っていて由貴美の母を馬鹿にしていた。
謹厳実直と思っていた父が密通。
庶民的な母が陰湿ないじめ。
ここらあたりが意外性なのだろうか・・・・

・村長は回りもちで成り立っている。
そして、それには金が飛び交っている。
(というのを由貴美は告発しようとしていた)

・告発によって
由貴美は芸能人として起死回生を狙っていた。

・兄が由貴美と結びついているのを知って
不良と言われる、達哉は由貴美に抗い
そして殺され湖に落ちる。
こ・・殺された?
これを村ごと隠蔽?ありえないだろう・・・どこだ、この戦前のような村は。

・由貴美と広海との恋愛部分がある。
しかし由貴美によって、それは作戦だったと。
さらに、弟だったと。
は?

・そして後半で広海が弟ではない、と広海の父が断言する。
は?どちらなんだ?

・更に、こうなったからには
由貴美と広海と一緒に住め、と広海の父が言い出す。
は?
広海は高校生だ・・・?

・そもそも由貴美の母の死は、自殺だったんだろうか?
ここまで来るとそれすら謎だ。

・ラスト、広海が証言のノートを持って
警察に行くところで終わっている。
は????

・私の感想は
広海、早く東京に出て、こんな村は忘れて、一からやり直したほうがいい。