いるの いないの (怪談えほん3)いるの いないの (怪談えほん3)
(2012/01/28)
京極 夏彦

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評価 4.5

怪談絵本シリーズの第三弾だ。
これを読んで、怖さの質というのは、昔の日本家屋にあるというのを改めて思った。
梁、の怖さ。
障子、の怖さ。
ふすま、の怖さ。
開いていくどんどん部屋が広がっていくという、日本家屋が一旦こういう形に取り上げられるととても怖い。

これは小説のリング、にも通じているような気がする。
映画化されたハリウッド映画はあまり私には怖くなかった。
あまりに明るいテーブルがありソファがある場所で起こる怪異は、暗く湿っぽい畳部屋で起こる怪異より怖くないのだ。
土着の怖さと言おうか。