文学の極意は怪談である ―文豪怪談の世界文学の極意は怪談である ―文豪怪談の世界
(2012/03/17)
東 雅夫

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評価 4.7

タイトルは佐藤春夫の言葉かららしい(知らなかった)

筑摩から文豪怪談アンソロジーが出ているので、その作家について語られている。
どの話もとても興味深い。
日本近代文学史の怪談の系譜というのが一目でわかる上に、意外な作家が意外な怪談を書いていた、というところもまた目を見開かされる気持ちになった。
文豪といわれる人達を、一本の怪談と言う線で切り取ると言うのが大変面白い試みだったと思う。

読んでみたい、と思う作品が沢山できた。
また、夢オチを有効活用したという漱石の話も面白いし、あくまで怖さと言う一点にこだわっている芥川の話もまた面白い。