ハードボイルドに生きるのだハードボイルドに生きるのだ
(2003/03)
向井 万起男

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評価 5

相変わらずとても面白かった。
こんな人と一緒にいたらさぞかし会話が楽しいと思う。
変人、という部分すらも(おそらくそこは本人も自覚している)いとおしい。
妻向井千秋と交わしている会話の数々も、こういう話だったらお互いに尽きないだろうなあ・・・と言う気がする。

宇宙飛行士のパスポートの話(シャトルが世界のどこに落ちるかと言う危険性があるので、パスポートを最初に預かっておくシステム)なども、初めて知った。
自分の大好きな大リーグの話を熱く語る少年のような姿もまた読ませる。

後半は読書日記だけれど、私が意外と思ったのは、彼が村上春樹ファンだったと言うことだった。
でも読んでみると、(ああ・・・この人は確かに村上ファンかもなあ・・・)と改めて思い知った。全ての本についての読みが深いし、目からうろこの発言もある。
また老人と海と大リーグとのかかわりの話とか、彼ならではの視点もまた楽しい。