綾辻行人と有栖川有栖のミステリ・ジョッキー(3)綾辻行人と有栖川有栖のミステリ・ジョッキー(3)
(2012/04/26)
綾辻 行人、有栖川 有栖 他

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評価 5

相変わらず大変面白い。
これで終わりと言うのが勿体無くてならない。
ある作品を取り上げてそれが実際に出ていて、二人が縦横無尽にその作品を分析してくれるのを読む楽しみ、というのがここには確実にあった。

今回取り上げられた作品は全部読んだことがなかったのでそれもまた興味深かった。
特に、ラストの鮎川哲也の薔薇荘殺人事件が非常に面白かった。
最後の一行の遊び心を含めて、誰が犯人かというのが最初の方からきちんと伏線として出ているのが素晴らしい。
二人のトークのような対談も味わい深く、チェスタトンの秘密の庭に対する分析も読み応えがあった。