2012.07.06 地獄のドバイ
地獄のドバイ―高級リゾート地で見た悪夢地獄のドバイ―高級リゾート地で見た悪夢
(2008/04/25)
峯山 政宏

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評価 4.1

高級リゾート地ドバイって言うのは華やかだけではありませんよ、
裏の世界がありますよ、
と、なぜか刑務所にまで収監された日本人の人が書いているいわば、旅行記プラス体験記だ。

とても面白い!と思う反面(アラブの女性の扱いとか金持ちの豪遊っぷりとか)
作者が寿司職人の修行をして(学校で)、それでドバイの高級ホテルにアポなしで交渉に行く、と言う無謀さにびっくりした。
これというのは、行動ありき、の若者の世界の話なのだろうか。
私にはこれ、ちょっと信じられなかった。
海外で寿司職人になろうという気概はわかるけれど、その下準備は?とちょっと問いたくなる。
最初にこれがあるのでちょっと心の中で引く。
そしてどこにも職がなく「好意」で、自分の家で働かせてくれる偶然の現地のボスも出来るのだけれど、そこもなんだかそこはかとなくそのボスへの批判の目がある。
これを読みつつ、拾ってくれたボスなのだから、私だったら平身低頭だろうなあ・・・と思ったりした。

最後の刑務所になぜ入れられたかのくだりはとても怖い。
こういう映画を別の国ので見たことがあるけれど、それと同じくらいに怖い。
稀有な体験をした人の話だけに迫力はあるのだが・・・・