ちょうちんそでちょうちんそで
(2013/01/31)
江國 香織

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評価 4.3

雛子さんという人はいつもいつも自分の横に失踪した妹飴子を置いて話しかけている、クッキーを紅茶に浸したり思い出に浸ったりしながら。
彼女は高齢者向けのマンションに住んでいて(まだ50代だけど)そこで他の人たちとあまり交流はしていない。
が、雛子さんを気遣って、昼食を持ってくるような善意の隣人達もいるのだ・・・

同時に色々な物語が進んでいく。
雛子の息子達の話、マンションの住人達の話・・・・
連綿と続くこの世界、好きな人もたくさんいるのだろうが・・・・・
読ませはするのだが、どうなのだろう。
ある種の雰囲気が非常に強い小説、と言う感じがした。
この雰囲気が好きな人にはたまらないのだろうと。