アニバーサリーアニバーサリー
(2013/03/22)
窪 美澄

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評価 4

褒めようと思えばいくらでも褒められる作品だと思う。
また読ませることは読ませるのだ、確かに。
けれど、じゃあ好みかと聞かれると微妙にずれている、私の好みの部分と。

人の設定があまりに型どおりのような気がしてならなかったのだ。
この人はこう、この人はこう。
こんなに人間って一人の人がパターン化してるのだろうか、というのが私の疑問だった。
加えて、さっぱり晶子の生き方に共感できなかったのだった。
自分でも何度も言っているのでわかっているのだろうが、お節介にしか見えなかったのだ。
お嬢さんからお節介おばあさんになった話・・・
加えてもう一人の主人公、真菜の物語に至っては更に更に共感できなかったのだった。
なんだろうこの違和感は。

世代の違う二人の生き方、食べ物をそこに交えての話、戦争と震災との重なり合い・・・
またもう少し言わせてもらえば、ここに311を出す意味というのがよくわからなかった・・読み取り不足か・・・