2013年8月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1367ページ
ナイス数:177ナイス

死神の精度死神の精度感想
新作のために再読。千葉がやっぱりいい味出していました。雨を呼ぶ千葉、クールな千葉、人間だったら常識だと思うことを知らない千葉。今は千葉の大好きなCDショップも消えつつあるけれど・・・・。死神がいる、と言う設定の下の吹雪に死神は設定自体も大変優れたミステリになっていると思いました。
読了日:8月20日 著者:伊坂幸太郎
夢幻諸島から (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)夢幻諸島から (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)感想
傑作。読んでいるうちにどんどんどんどんこの世界に引き込まれます、体ごと。騙りが尋常ではなく、この人は・・・とページをめくり返したり、話を追ったり、読書の醍醐味を味わえました。夢幻諸島のそれぞれの物語に魅せられました。最後まで読んで、最初(何のことやら?)だった序文をあの人が書きこういうことだったんだ!と改めて感嘆しました。
読了日:8月20日 著者:クリストファー・プリースト
ホテルローヤルホテルローヤル感想
現在から過去へという回り灯籠のような短篇連作集。ラブホテルなので色々な人の事情がそれはそれは見えてきます、そこを経営している人さえ事情はあるのだなあと。巧いとは思いつつ、私の好みではありませんでした、残念ながら。
読了日:8月20日 著者:桜木紫乃
爪と目爪と目感想
三歳児の視点の二人称小説でした。全員が無関心な乾いた人たち、というのが印象でその中で、継母の様子の描写、また実はこの三歳児が成長した部分もある(そこに継母の姿も小さく描かれている)、謎多き前妻の死、そして最後にぎざぎざの爪を噛む癖がある三歳児が継母にやったこと、と読ませどころはありました。 いかようにも読めると言うのが作者の企みかも。
読了日:8月20日 著者:藤野可織
Another エピソード S (単行本)Another エピソード S (単行本)感想
面白く読みました、ただ前作読破は必須かなあとは思いましたが。前作のぞくぞく感、おどろおどろしさは薄くなっていたものの、ミステリとして「幽霊ありきで幽霊が自分の体を捜す」という設定に魅力されました。見崎鳴のキャラが相変わらずでそこも読ませるし、最後切なさがとてもいい味を出していました。私は好きです、この話。続編楽しみにしています!
読了日:8月20日 著者:綾辻行人

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