2013.11.03 苦手図鑑
苦手図鑑 (単行本)苦手図鑑 (単行本)
(2013/08/29)
北大路 公子

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評価 4.5

笑った笑った!

北大路さんの笑いって、自虐の笑いでもあるのだけれど、自虐と言うのはとても難しいのにそこをクリアーしていると毎回思ってしまう。
自分を客観的に見て、どう見えるか。
自分の家族が他人からどう見えているのか。
そんなところのおかしさがばしばしこちらに伝わってくるのだ。
また近所の人たち(いわゆる半径10mぐらいの間にいる人たち)の観察眼もまた鋭く笑える。

最高潮に笑ったのは、冤罪の行方。
最後を読むまでこの話の面白さがさっぱりわからないのだが(更に珍しく三人称)、最後になってタイトルとともに大笑いした。
あとラストの塔も面白い。なんだろう、このシュールさは。
1・1・4運動という奇妙なタイトルがついた、素麺考察もとても楽しんだ。

にしても、北の国、コインが新雪に埋まるとは!
どこに行ったのだろう、コイン。