わたしのリミットわたしのリミット
(2013/09/28)
松尾 由美

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評価 4.4

勘のいい人なら(いや良くなくても)、帯で全体がすぐにわかる(普通の松尾由美の読み手だったら)。
しかしわかっていても知らないふりで読んでいくというのもまた乙なものだ。

ある日お父さんが突然に家出、残された娘は家の中にもう一人の女の子がいて、しかもその子を病院に連れて行かなくてはならないらしい。
この話、いくらでも批判することはできると思う、甘いのでミステリとしては(と、「あれ」方面の話としても脇が甘い)。

けれど、このほんわか感は、私は好きだ。
途中も出てくる折々の日常のミステリも楽しい。
ただパジャマの話は最後まで真相を語ってほしい気もしたけれど。