2014.02.05 雪月花黙示録
雪月花黙示録 (単行本)雪月花黙示録 (単行本)
(2013/12/25)
恩田 陸

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評価 3.9

独特の世界がうわーーと広がっていた。

近未来の日本を舞台にしていて、そこはミヤコと称する大和文化を重んじる純和風の世界、と、帝国主義のはびこる(つまり普通の資本主義の世界の)ナゴヤの二つに分かれている。
ミヤコに住む名門の春日家では、その子供達に刀を贈っている。
子供たちは、紫風、蘇芳、萌黄と優れた刀の使い手だ。
一方で円盤も飛んでいる・・・

途中、学園ラブコメなのか、と思わせる場面がいくつかあって、そこが乗れなかったのだった。
及川道博(及川光博のもじりだろう、彼と、蘇芳とのやり取りとか強烈な双子とかのやり取りが多分笑いどころ)が出てくるたびに、(ううむ・・・)と戸惑ってしまう私がいた。
漫画っぽいんだが、私の頭の中にはさっぱり絵が浮かばなかったのだった。

一章ごとのタイトルと、装丁はものすごく好みだ。
また途中に出てくる黒い楔が忘れられていた遺跡という設定あたりはとてもわくわくして読んだのだったが・・・。

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169ページの道博はそう指示を出した→紫風はそう指示を出したの誤植なのでは?