リュパン、最後の恋 (創元推理文庫)リュパン、最後の恋 (創元推理文庫)
(2013/07/27)
モーリス・ルブラン

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評価 4.4

私はこの話が
「本当にコラを守ってくれたのはこの人でこの人がリュパンなのか?
一体リュパンは誰なのか!!」
と思っていたので、そこが話の中心点ではないことに、うっと最後思った・・・そこは読みどころではない・・・
勝手に私がそう思ったのは、最初のところで
レルヌ公が
「この4人の男友達の中にリュパンがいる・・」
と謎めいた遺書を残すものだから・・・

話としては面白い。
王位継承権を持った公爵との間にコラの縁談が持ち上がる。
コラに恋したリュパンは・・・

リュパンのうぶな感じが楽しいし、リュパンの部下の少年達が少年探偵団のようで可愛らしい。
陰から令嬢コラを支えようとする感じが好ましい。
ただ・・金貨盗難とこの恋の話とイギリス機密諜報の話、この全体が見えにくいし何かに気を取られていると片方が見えなくなる。

プロローグが非常に良かったというのは、褒め言葉になるのだろうか。