「あまちゃん」はなぜ面白かったか? 本音を申せば「あまちゃん」はなぜ面白かったか? 本音を申せば
(2014/05/27)
小林 信彦

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評価 4.9

売れるためにこのタイトルなんだろうなあ・・・とちょっと思った。
内容は、いつも楽しみに読んでいる週刊文春のコラムのまとめなのだ。
このコラムのまとめ、読んでいるホンと読んでいない本がある。
というのは、毎回読んでいるので改めて読まなくてもいいかなあと言う気持ちが根底にあったからだ。
けれど、こうしてまとまったものを読んでみると、まとまったからこそ見えてくるものがあった。
とても面白かったのだ。

しかもこのコラム、ほぼ一年前の出来事についての言及も多い。
小林信彦なので映画のことにつていの話とか昔の芸人についての話などもそれはそれは面白いし読み応えがある(興味のない人にとってはないのだろうが、興味のある人にとってはとてつもなく面白い。イノセントガーデンの話とか、ヒッチコックの映画の話から実際の奥さんの雰囲気の話など。)
ぽいっと話が飛んで、特定秘密保護法案とか、自衛隊法とか、五輪とか、時勢のことにも触れていく。
この部分が一年と言うときを隔てると、憂えていた通りになってるのだ。
だからやっぱり戦中派の意見を聞く耳を持つべきだと思った。

このコラムシリーズ、途中で読むのをやめてしまったので(何しろ週過信で呼んでいるという認識があったので)是非また復活したい。数年前のこととか更に意味深いのではないだろうか。

にしても、お体大切に、と心から思った。
でもこのお年で、こじるりの写真集を買う男性って格好いいなあ!!とも思ったのだった。