女という生きもの女という生きもの
(2014/07/10)
益田 ミリ

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評価 4.5

これはエッセイ(漫画も少し入っている)だけれど、益田ミリさんの本って不思議だ。
ものすごく反発するところもあるのに(そして共感するところも同じくらいある)時間がたつと、また読んでみたいなあ・・・と思わせてしまうのだ、それは漫画でもエッセイでも。
きっと、思っているがそれは言ってはいけない事、であり、思っているがそれは思っていない事にしている事、を口にしているからではないか。
毒舌とはちょっと違う、シニカルな視点だからだろう。

多分日常で私達ももやもやっと感じているのだ、似たようなことを。
若い女性に対する複雑な気持ち、男の人達からの視線のあり方、自分がちょっと年をとっちゃったなあという場面。
でもそのもやもやは消えていくか、自ら消し去っていくか、シャボン玉のように消えていく。
だけど、ミリさんの本を読んでいると、(あ、あの時私は本当はこう思っていたんだ)と思い出すことがあるのだと思う。
そこがミリさんの本の魅力だと思う。