当たりが多かった2月。
特に翻訳本でずらずらと面白い本が!

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まず
プリムローズ・レーンの男〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)プリムローズ・レーンの男〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)
(2014/10)
ジェイムズ レナー

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プリムローズ・レーンの男 下 (ハヤカワ文庫NV)プリムローズ・レーンの男 下 (ハヤカワ文庫NV)
(2014/10/10)
ジェイムズ レナー

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この話の面白さは、展開が思った方向と全く違った方向に行く、ということでした。
自分が予想した展開は、謎の男の死は猟奇的殺人なのでどこかに犯人が潜んでいるそいつを暴き出すミステリ、といわば、「ハンニバル」的なことを思っていたのです。
が!
全く違った方向に。
まさに驚きでそしてとても面白かったです。

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サンドリーヌ裁判 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)サンドリーヌ裁判 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
(2015/01/09)
トマス・H. クック

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誰からも慕われている妻が死んでいて、誰からも疎まれている夫が犯人と目される・・・
この夫婦の歩んできた人生の軌跡の描写が素晴らしいと思いました。
特に夫の変貌がわかってくるところが。

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ウィンブルドン (創元推理文庫)ウィンブルドン (創元推理文庫)
(2014/10/31)
ラッセル・ブラッドン

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この二人のテニス選手の爽やかなことと言ったら!
テニスのことなんか何もわからなくてもラスト胸が熱くなります。
二人のテニス選手の個性の違いも読みどころだし、後半の事件が起こりつつあるところからの迫力も素敵。

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日本物では
安心はずれのない伊坂幸太郎。
火星に住むつもりかい?火星に住むつもりかい?
(2015/02/18)
伊坂 幸太郎

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相変らずの面白さで、テーマ的には密告のはびこる架空世界、ではあるのですが。
まあ会話の洒脱なこと、話の持っていき方の巧妙なこと、警句のようなもののの楽しさ、
何をとっても面白かったです、文句なしに。

死と砂時計 (創元クライム・クラブ)死と砂時計 (創元クライム・クラブ)
(2015/01/10)
鳥飼 否宇

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ちょっと屈折している作風の鳥飼否宇作品を何冊か読んできましたが、今のところこれが最高傑作かも。
何しろ設定が特殊であり、架空の国の架空の終末監獄の死刑囚達のところで起こる謎解き、なのです。
ここにもホームズ役とワトスン役がいて、推理を展開するのですが
その推理が特上なのです。
そしてラストの驚きとともに溜息をつきながら表紙を閉じたのでした。