評価 4.9

とても面白い。
タイトルからして、軽くぱっと夏目漱石を振り返っちゃおう!という話だ。
中身も、語り口がとても優しい。
14歳の世渡り術というシリーズなので、ソフトで中学生に向けてと言うスタンスなのだろう。
でも大人が読んでも十分楽しめた。

どころか、漱石をもう一度読んでみたいとさえ思った。
三四郎の脇役に注目とか、短編の面白さとか(このあたり実に面白そうだ)、それからのイメージの豊富さとか、なるほど!と膝を打つような目うろこのところが色々な場所にあった一冊だった。