相変らずの傑作ぶり。
出版社の人の話、だったんだけど、そこから広がって
本を作る人のあらゆる分野への視点が秀逸でした、印刷会社とかデザイナーさんとか。
グラビア、修正されるのねえ・・・改めて。
本に対する愛があり、漫画家の苦悩もあり、それはそれは読ませるのです。

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こちらも大傑作、上とはタイプが全く違うけれども。
もう29巻!と言う感じもするしまだ29巻と言う感じもするし。
もどかしいのです、後もう少しで会えるのに・・・
それぞれのキャラクターの描きわけが素晴らしく、この閉ざされた世界で(SF物です)皆がどういう役割で生きているのか、どういう繋がりができて行ってそこでまた綻びていくのか、そのあたりも本当に読み応えがあります。
終わって欲しいような終わって欲しくないような、そんな一冊。

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改めて読んでみると(新装版になったので)、画期的な一冊だと思いました。
あることを複数の視点で描き分ける、この面倒な作業を微妙なずれ具合も含めて、炙り出していきます。
薄皮をはがすようにわかっていくさまざまなこと、
学生時代の葛藤、親子の関係、姉妹の軋轢、友情、恋愛、
そして最後にわかった衝撃的な事実・・・・

ストーリー展開も絵も話の作り方も、一つの黄金の到達点であると思いました(でもこのあと海街とか数々傑作はあるわけですが・・・)