2015年9月の読書メーター
読んだ本の数:15冊
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ナイス数:320ナイス

本なんて!作家と本をめぐる52話本なんて!作家と本をめぐる52話感想
多くの古今東西の作家さんが本について語る文章が並んでいます。なんて贅沢な!持ってくるところもとてもいいものを持ってきています。角田光代の覗きはとてもわかるし、小川洋子の妄想交じりのラーメン店での本好きとの会話も残るし、長嶋有の図書館本へのばしっとした一言も刺さるし、室井佑月の本はなんだったんだろう?と思ったし、久世光彦の太宰暦にも微笑んだし。でも何と言っても、塩一トンの読書の須賀敦子の文章は、何回目かでも尚、心打たれました。寺山修司も良かったなあ・・・良かったと言うか破壊力がある騙りと言うか。語り?騙り?
読了日:9月18日 著者:芥川龍之介,朝井リョウ,浅田次郎,荒川洋治,有栖川有栖,池内紀,石川淳,伊集院静,いとうせいこう,稲葉真弓,江國香織,小川洋子,開高健,角田光代,紀田順一郎,草森伸一,久世光彦,窪田空穂,小池真理子,最相葉月,椎名誠,庄司浅水,須賀敦子,鈴木清順,園子温,高山文彦,田村隆一,多和田葉子,土屋賢二,出久根達郎,寺山修司,常盤新平,栃折久美子,外山滋比古,長嶋有,西村賢太,萩尾望都,藤野可織,穂村弘,堀江敏幸,万城目学,宮内悠介
にょにょにょっ記にょにょにょっ記感想
楽しすぎる~~日記、なんだけどにょっ記。このシリーズ、最初のうちは、フジモトマサルさんの絵になじみがなかったのですが、もういまやこの人の絵があるから余計に楽しめる、ような気がします。 くすっと笑って、ちょっと考え込む時間がある、そんなにょにょにょっ記。まだまだ続けて欲しいものです。 ところで天使って誰でしょ?
読了日:9月18日 著者:穂村弘,フジモトマサル
王とサーカス王とサーカス感想
すごく良かったです。ミステリとして良かったいうよりも、一人の女性太刀洗万智の心の動きに魅せられました。そしてジャーナリズムとは何かという問題も改めて突きつけられました。私の心の中に一つの錘を投げかけられた感じです。社会派でも間違いなくあるので、ほわほわとしたものを求めているのなら違うかも。実際にあった王族殺人事件は背景の一つの重要なアイテムではありますが、それよりも、この小説に出てくる一人ひとりの生き方、全く日本と違った国のあり方、そこでの子供達や警官、僧侶、宿のおかみ、の動きの一つとして見逃せません。
読了日:9月18日 著者:米澤穂信
働く男 (文春文庫)働く男 (文春文庫)感想
初めて、なんですが。映画の評論が鋭すぎてそして視点が面白く一気に読みました。後半のコラムのモニカ病も抱腹絶倒(でもファンに殺される・・・)。ただ、我ながら惜しいことに、音楽についての言及は、その音楽を知らないとなんだか・・・(要は熱烈ファンじゃないと)でした。 最後の又吉直樹との対談も読みどころ。
読了日:9月18日 著者:星野源
職業としての小説家 (Switch library)職業としての小説家 (Switch library)感想
非常に面白く読みました。今までの村上作品を読んでいると尚更作品の背景のようなものが見えてきて楽しめると思います。神宮球場で啓示のように降りてきた小説を書くと言う話は知っていたのですが、改めて読んでみるとここも実に味わい深く、風の歌を聴けを再び読みたくなりました。芥川賞への思い、自分の作品についての日本での毀誉褒貶、作品を定点観測してくれる人間の必要性、文章の推敲につぐ推敲(トンカチ仕事と言っています)どれも読ませます。私が一番知りたかった海外展開の当初からの出来事も率直に語られ、まさに読ませる一冊でした。
読了日:9月16日 著者:村上春樹
掲載禁止掲載禁止感想
気持ち悪いんだが、思わず読んでしまうというそんな作品。ただ、今回は短編集なので途中の作品からラストが予測可能でした。絶対にありえないだろうーと思うようなシチュエーションなんだけど、(ひょっとしたらあるかも?)と思わせるところがネットとか動画とかそういうのを使って巧いなあと思いました。ただ・・・ちょっと途中飽きたけれど、私は。申し訳ない。
読了日:9月15日 著者:長江俊和
夏の裁断夏の裁断
読了日:9月15日 著者:島本理生
老骨の悠々閑々 (一般書)老骨の悠々閑々 (一般書)感想
昭和史の10大事件があまりに面白かったので、調子付いて半藤さんエッセイ本をもう一冊。これは85歳の彼が文学的な立場を踏まえ色々なことに言及している随筆本でした、これも楽しめました。版画がもう初期の頃から後半プロなみでしかもユーモアがあってそれはそれは楽しくて私も欲しい、と思いました。漢詩の読み下しも大爆笑して、ともかくもユーモアセンス(下品じゃないユーモア)が抜群なのでぐいぐい読ませます。途中漱石の草枕の言及もまたとても面白かったです、なんかずうっとこれを続けて欲しかったな。
読了日:9月15日 著者:半藤一利
昭和史の10大事件昭和史の10大事件感想
作家宮部みゆきと、歴史探偵半藤一利の対談本。とてもとても面白く読みました。宮部みゆきの作家としての視点、歴史を冷静に分析している半藤一利の視点がうまく融合された対談集でした。年代が違うのに話が噛み合っていて読ませる読ませる。決して堅苦しくなくこういう風に歴史を紐解いてくれると過去の出来事が非常に身近に感じられます。私の個人的な興味は東京裁判でしたが、ここもまた読み応えがありました。あと、半藤さんのボートの話と思いきや、隅田川の定点観測の話になるところなどもお見事。
読了日:9月15日 著者:半藤一利,宮部みゆき
真夜中の図書館真夜中の図書館感想
谷山浩子の独自の切り取り、それも児童文学への切り取りというのがとても好感が持てました。独自ワールドが広がっています。知っている児童文学も改めてもう一度読んでみたいと思わせる一冊でした。決して上から目線ではなく、(ちょっと年上のお姉さんがこういう読み方もあるよ)と教えてくれるような本。星の王子様の中の幸福への言及、アンの読者がエネルギーをもらう話、賢いエルゼのわからない感じ、など読んでいて楽しかったです。小川未明のこの作品を知らなかったので、ちょっと探ってみたいなあと。
読了日:9月15日 著者:谷山浩子
まるで天使のような (創元推理文庫)まるで天使のような (創元推理文庫)感想
6年ぶりの再読。そして鮮やかな一撃は健在なり。
読了日:9月9日 著者:マーガレット・ミラー
三谷幸喜のありふれた生活13 仕事の虫三谷幸喜のありふれた生活13 仕事の虫感想
どんどん三谷さんの個人的環境は変わっているのに(犬も家族も)、彼の仕事に対する情熱は衰えていないし、舞台に映画、そしてテレビと仕事に燃えている姿を見るのは読んでいて楽しいです。そしてかつてと変わってプライベートはほぼゼロ、かも。キングのあの作品を読んだ感想もまた読ませたし、話題の山本耕史に対する一章も面白かったし。ただ・・・・ここでも触れられている自信満々のポアロはテレビで見たので、どんなに理由を言ってもあのポアロの話し方をどうしてあのようにしたのだろう、という疑問はいまだに私の中に渦巻いてます・・・
読了日:9月9日 著者:三谷幸喜
あしながおじさん (光文社古典新訳文庫)あしながおじさん (光文社古典新訳文庫)感想
新訳なのでどうかなあ・・・と思いつつ読みました、なんせ子供の頃のバイブルなので。でもでも、この訳、品があって適度にお茶目でとても良かったです。孤児のジュディの生き生きした大学生活に憧れたこと、サリーとの友情が羨ましかったこと、そして何よりたくさんの知らない本に囲まれてもりもりそれを消化していくジュディに好感を持ったこと、などを懐かしく思い出しました。一種の叙述ミステリでもあると思うのです、結末を知って読んでいると、(これってあの人の嫉妬?)とか色々思えるところがまた魅力がありました。解説も非常に良いです。
読了日:9月9日 著者:ウェブスター
朝が来る朝が来る感想
読ませはするし最後ぐっとはきたのですが・・・。前半の方が良いかなあ・・・。
読了日:9月9日 著者:辻村深月

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