評価 5

NHKテレビの映像で見ていて、早く本にならないかなーーと思っていたが、あ、なっていた・・・見落としていた・・・。
何度も読み返すことになる本になると思う。


すこぶる面白い。
映像の時にも思ったが、キャスパー教授の体を張った(たまに生徒も体を張る)授業の何と魅力的なことよ。
映画の真髄を分析し、それを脚本、ビジュアル・デザイン、撮影、編集、音響効果という5分野にわたって語り尽くしてくれている。
しかも具体的な映画を見て(残念ながら本ではそれが再現できないのでそこが難点だが、一応その映画の解説はある)、それについて討論すると言う画期的な授業だ。
生徒もしっかりついていっている、時には怒られ時には褒められながら。

ユーモアたっぷり臨場感たっぷりのキャスパー先生の魔法のような授業で映画と言うものの見方が変わったように思う。
分析して映画を見ることほど悲しいことはない、と思っていたが、
監督の意図、を読み取るということがこれほどまでに大切なのかと改めて感じさせられた。

光の当て方、ズームの方法だけでも確かにこういう方法がある、というのは改めて思った。
脚本の作り方なども非常に参考になった。