今月読んだ冊数が少ないのですがどれも良かったのです。
そして特に、ということでは。

まず海外文学から。

久々にまたエリクスンにはまりまくりました。
幻視の世界と言われますが、夢の世界でもあり、悪夢でもあり、そしてとてつもないアメリカの歴史も背負っているというとんでもなく面白い本でした。
ただ、難解な部分はあると思います、メモが山のように出来ましたから読んでいる間に。
付箋も貼りまくり。
そういう難解さを凌駕するくらいに惹き付けられました。



映画化ということで読みましたが、視点が子供で、最初のうち戸惑います。
けれど、これだけの暗いテーマなのに、下巻で全く別の味わいの物語になるところがおおいに感動できました。
外を見る自分の目が変わりました。

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国内本から。

どの話もよく出来ていると思います。
そして読んだ後折々に自分の生活の場面でこの物語の色々な場面を思い出します。
ジャーナリストの矜持、そして戸惑いなども焙り出されていて、その点も読んでいてぐっときました。


少女の時間、なんて切ないタイトル。
柚木シリーズなんですが、このシリーズ、それは勿論最初から読むのがベストです。
でもね、どこから読んでもオッケーでもあると思うシリーズ。
途中が抜けていてもオッケーと言うシリーズ。だから非常に手に取りやすいんです。

なんといっても柚木草平の佇まいが素敵できゅんきゅんします、永遠に年をとらない男。
今回美女ばかりが周りにいますが、モテモテで可愛い娘までいる主人公は、ほんと、男の夢なんだろうなあ・・・
そして柚木草平キャラクターは、女の夢でもあります、はい。