2016.05.06 カエルの楽園


評価 4

色々な意味でとてもとても怖い小説だと思った。

寓話の形になっているので、主人公はカエルだ。
そしてカエルが大きなカエルに呑み込まれたりするのに嫌気がさし、楽園と思われるあるカエルの国にやってくる・・・


ここには様々なカエルがいて、国があって、それを脅かすものがあって、ちょっと頭をひねれば、どれが何のモチーフになっているかというのはすぐにわかる。
この小説がこういうことを言っているのか、という意図もわかる、それは恐ろしいくらいにすぐに。
すぐにわかるっていいことのように思うけれど、そこが危険なことだなあ・・・と思った。