評価 4.9

楽しい!
思った以上に楽しいエッセイだし、あと文章の量が多い(エッセイでこれも大事な観点です)
スカスカの文章じゃなくてみっちり詰まっているといった感じの文章だ。
しかも書いてあることがいちいち私のツボを押してくる。
好みとか興味の方向性が同じ部分が多いんだからだと思う・・・が・・・1979年生まれか・・・

最初テイラー・スウィフトについて書いてあって最後も彼女で締められている。
ファン、らしいがこの分析が素晴らしい。
歌詞について言及していて、そうそうそうそう!そこがテイラーはすごいところなんだ!!と頷きまくっていた。
他にも、ポニョの名前の不思議さの話(これも笑えた)、フィギュアスケートのブライアン・オーサーがプーさんを持っている件(大爆笑した、誰もがそこはかとなく思っていただろうが言葉にできなかった・・・)、写真はイメージですの意味合いの微妙な変化(これまた深い考察で唸った)、数々の映画への熱いメッセージ(特に怒りのですろーどについての考察がすごかった・・・)。
万年筆沼(この沼のネーミングも秀逸!)のあたりも感心したし、岩館真理子ワンピースを探している話も元女子ならわかるわかる!だし(しかももし発見したとしても自分が漫画の主人公たちとは違った容姿だということを突き付けられることもある、これはエッセイには書いていないけれど)、映画館での席指定への考察(そうなの!どこが問題ではなく周囲の人の様子が問題というのもわかる!)。

本と映画に特化している話が多い。
また舞台についてもあるし、いい意味でのオタクなのだ、この人。
そのオタクっぷりがこちらの琴線にぴったり合うと(私は合った)これほど楽しめる話もないだろう。