2016.06.28 魔法の夜


評価 4.4

褒めようとすればいくらでも褒める部分は見つかる。
でもそれとは別に、この話のファンタジックな感じに今一つ乗れなかった自分がとても残念だった。
話はバラバラと出てくるけれど、ほとんどがあとでまた同じ人たちが出てくるんで、そこは繋がっている。
この人はあの人だ、とかこの人は誰だっけ?と探す作業は楽しい。


・・・・・・・
アメリカ東海岸の海辺の町。
暑い8月の夜に異変が起こる。
色々な物(マネキンとか)、人が、性別・年齢を超え月の中で動き始めるのだ・・・・

何度も出てくるのは、少年時代から関係を持ち続ける作家崩れの39歳の男と、彼の年上の女性だ。
マネキンを慕う酔漢もいて、マネキンもこれに合わせたように動き始める。
これとは別に14歳の少女がそわそわとし始める、いったい自分は何をしていいのかわからない。
仮面集団の女の子たち、仮面をつけてあだ名をつけて家にただただ入り込みある時は食事までする(そして家の人に難なく受け家れられたりする)

魔法だ。
人形も動き出すのだから。
おもちゃのちゃちゃちゃの世界だ、トイストーリーの世界だ。
月の光の中でお読みください、らしい。