2016.08.04 7月ベスト本

これがとても私の心の琴線に触れました。
戦地で本を読む、というのがどれほど正常な精神を保つのに重要なことか、というのを改めて考えさせれらた本でした。
そして冒頭膨大な数の本が焚書されますが、後半読んでいくと、きっちりとこの借りは返しているというところにもぐっときました。
失われた本は戻らないものの。


短編集です。
どの短編も幻想に満ち満ちていて素敵!
ラストの表題のエレンディラに至っては、過酷な運命のエレンディラの物語なのに、強欲な婆ちゃんについつい吹き出しそうになるという、肝っ玉の据わった物語でした、そして締めくくりが強烈で小説として完璧、と思いました。