評価 3.9

ガジェットとして、ノストラダムスの大予言がある。
自分の好きだった男の子、基(もとき)が亡くなってもしあの時ああしていなかったら・・・
別の道を行っていたなら・・・
「ネギ」こと日高あさぎは後悔の念に駆られている。

クラスメートの八女君が新たに寄り添ってくれることに・・・

・・・
ここに元中学校の親友、綾瀬、水戸チの話が加わり・・・

全体に、新興宗教、LGBT、青春物語、と散漫な印象が強い。
しかも水戸チは途中でフェイドアウト・・・冒頭のところでとても仲の良い三人と思ったのは錯覚だったのか?(立場が違っていったのはわかるにせよ)
悪役が誰かというのもあまりにわかりやすい。
あと・・・・ネギと綾瀬が一緒の場所にいるというある場面で、どう見ても、最初の内はネギしか見えなかったという・・・・ネギ視点だから余計にそう思ったのか。
ネギとお母さんとの関係性もラストになって出てきたけれど、そこまで子供がこんな目に合っているのに放置?とずうっともやもやしていた。あと妹は?妹がとってつけたように出てきたけれど、この子は一体?出てきただけ?お父さんは?と疑問は尽きない。

八女君もいい人だけれど今一つ見えない。
この子はこの特殊な生育環境をどのように受け止めているのかあまり実感としてこちら側に伝わってこなかった、
最初の方と後半と人が変わったようになっていくのにも違和感を感じた。
心をネギに開いたからか。

・・・・
大好きだった基が死んでしまったのはなぜかという話でもなく、分岐点の間違いがあってこうしたら助かったという話でもなく。
後半、彼の死から全く離れてしまうのも何なんだろう?

ラストの方の綾瀬の行動もよく理解できない。
彼女の心の動きもわからないまま終わっていった。

以下ネタバレ
・後半、爆弾による集団自決とかなんだろう。あまりに唐突すぎて・・・

・カウンセラーの桐が怪しいのはかなり初期から分かってしまう。