評価 4.9

前の続き・・・・を待っていたが、期待以上に面白い。
またまた次が待たれる!

前巻で、小学校の同級生たちが、ある都市伝説を信じたばかりに、ぽーんと違う世界に行ってしまった、そこは異世界だったというのが語られている。
これが普通のタイムトラベルとかではない物語になっているのは

・飛ばされた世界がそれぞれ違うところになっている。
ある者は過酷な場所で働いている、ある者はそこで芸術の第一人者になっている、ある者はスポーツで秀でている・・・
・プラス、『今』ではないのだ。
飛ばされた時点では小学生、でも今は、もう成長して脳内で忘れさせられているもしくは忘れようとしている過去・・・
・ここに同じ同級生二葉(ふたば)が再会することによって、皆の記憶が開いていく

というところだ。
成長しているのである、彼らは、それぞれに名前を変えながらも。

・・・・
今回、二葉がこの世界の秘密を紐解く人間の存在を明らかにした・・・
途中まで二葉とこの人物の関係性が、男と女かと思う、読者も本の中の人たちも。
しかし・・・・

今回は、それなりにきつい職場とはいえそこに同僚も出来てなじんでいる長谷川歩巳の葛藤と覚醒が描かれている。
これもまた二葉が触媒になってのこと・・・
さて次はどうなるのだろう?

以下ネタバレ
・カギを握っているらしい社長は『12,3歳の少年』であった。